Dies irae


light制作のゲーム「Dies irae」の感想、紹介記事を書きたいと思います。  ※PC、PSPで全年齢版あり、プレイ時間目安:40~45時間

2009-8-1-1

  ・感動・・・10
・ハマり度・・・10+
・キャラ・・・10+
・音楽・・・9
・CG、演出・・・10
・総合・・・10+

「バトル系、燃える系で何か面白いゲームないかなあ?」と思っている人には超お勧めしたいゲームです!

あらすじ
大地は血を飽食し、空は炎に焦がされる。

人は皆、剣を持って滅ぼし尽くし、息ある者は一人たりとも残さない。

男を殺せ。女を殺せ。老婆を殺せ。赤子を殺せ。

犬を殺し、牛馬を殺し、驢馬を殺し、山羊を殺せ。

――大虐殺ホロコーストを

目に映るもの諸々残さず、生贄の祭壇に捧げて火を放て。

この永劫に続く既知感ゲットーを。超えるためなら総て焼き尽くしても構わない。

1945年、5月1日……ドイツ

陥落するベルリンにあって、ある儀式を行っている者たちがいた。

彼らにとって戦争に敗北することなど些事であり、むしろそれによって生じる夥しい犠牲者たちを、儀式の触媒として生贄に捧げようとしていた

その試みが成功したのか失敗したのか、誰にも分からない。

彼らは終戦後、行方をくらまし、生きているのか死んでいるのか、そもそもそんな者たちが本当に存在したのか、やはり誰も分からないまま、噂だけが広がっていく。

聖槍十三騎士団――ナチスドイツの闇が生んだ超人たち

彼らはいずれ戻ってくる。

そのとき世界は破滅する。

ゆえに、再来を許してはならない――と。

そして61年の歳月が流れた。

彼らを知っている者たちは、その大半が死んでしまい、皆が彼らを忘れていた。

しかし――

2006年……日本。

諏訪原市の学園に通う藤井蓮は、とある事件を境に親友・遊佐司狼と決裂し、殺し合いじみた喧嘩の果てに二ヶ月間の入院生活を余儀なくされていた。

季節は秋から冬に――クリスマスを間近に控えた12月。

半身をもがれたような喪失感を覚えつつも、退院した蓮は司狼のいない新たな日常を構築し直そうと思っていた。

失ったものは戻らない。

ならせめて、今この手にあるものを大切にしたいと思いながら。

しかし、それすらも崩れ去る。

夜毎見る断頭台の夢。

人の首を狩る殺人犯。

それを追う黒衣の“騎士”たち。

常識を超えた不条理が街を覆い、侵食していく

その異常は二ヶ月前の比ではなく、今まで積み上げてきたすべてのものを粉砕する暴力的なまでの非日常

変わらなければ、生きられない。

生き残らないと、戻れない。

加速度的に狂っていく世界の中、蓮は独り、日常と非日常の境界線を踏み越える

何も大層なことを望んでいるわけじゃない。

正義や大義を振りかざしたいわけでもない。

ただ、還りたいだけ。

つまらない、退屈だけど平凡で暖かかったあの頃に。

悲壮な決意を期する胸に、司狼の声が木霊する。

この街に住んでいたら、遅かれ早かれどいつもこいつも気が狂う――と。

聖槍十三騎士団との戦い

狂気と殺戮と呪いに満ちた戦争の続き。

その果てに、蓮はいったい何を見るのか。

・ストーリーについて(シナリオ:正田崇)

この「Dies irae」ですが、同じバトル系では「fate」よりは知名度は低いかもしれませんが、個人的にはストーリーの感動とバトルの燃えに関しては上回っていると思うほどに素晴らしい作品です。

プレイ時間もおそらく40~50時間ほどかかり、ボリュームもかなりあります。

バトル系なので、中二要素がダメな人には向かないかもしれませんが、逆に好きな人は相当ハマるのではないかと思われます。(ちなみに、私もめっちゃハマった方です)

最初は日常シーンが少々ありますが、そこからはほとんどバトルシーンで熱い展開が続きます。

バトルの連続で、かなり目が離させない展開が続きます。

中だるみはほとんど無いとってよいでしょう。

また、熱いだけでなく、深いメッセージ性があり、哲学的でもあるのがこのライターさんの魅力です。

・キャラについて

キャラに関してですが、最高に濃いですね。価値観や言動がぶっ飛んでるキャラが多いです。

好きな人には堪らないと思います。(もちろん、僕も堪りませんでした)

「萌え」や「笑い」はキャラによってはありますが、メインはやはり「燃え」の方ですので、「萌え」「笑い」だけを求めたいという場合は満足できないかも。。。

キャラにはそれぞれの信念があり、その想いの強さには泣かされそうになることも多いです。

またこのゲーム中のキャラの台詞が深かったりします

考え方、価値観が相当吹っ飛んでいるキャラたちからは、「なるほど」「へえ」ってなる名言が豊富です。

一部紹介↓

「自分がやらなくても、他の誰かがやるような人生なら生き続ける意味はない。こんなところやそんなところで、誰でも出来るような生き方やっててもしゃあないだろ。」by遊佐司狼

「『死を想え』。座右の銘でな。人はいつか死ぬということを忘れてはならない。死は、重い。」byラインハルト

「俺達は現実に生きている。良いこともあれば悪いこともあるし、満たされない夢を抱えて飢えてもいるさ。だけど、それが人間だろう?」byロートス

・音楽について(音楽:与猶啓至、歌:榊原ゆい、石橋優子)

バトルシーンのBGMがいいですね。「熱いバトルキター!」って感じでなんか凄い印象に残ります。

・CG、演出について(原画:Gユウスケ)

絵は、なんか最初は「ちょっと雑?」みたいに思ってましたが、なんかやってるうちにこの独特な感じが好きになってしまいました、得にイベントCGは超かっこいい
saadaasaasassafgjgfhfghdfdhffhktjfgjfgjaaa

バトルシーンの演出は凄いかっこいい!

詠唱始まると「キター!」って感じですっげーテンション上がりますね。

詠唱まとめた動画ありました↓

これを見て「うわ、イテーわ。。。」って思っちゃう人にはあんまおすすめ出来ないかも。。。

逆に、「めっちゃか面白そうじゃん!」ってなったあなたにはおすすめ。

・まとめ

総合的に、かなり高レベルな作品だと思います。個人的には神ゲーと言って差し支えないと思います。

以下の要素を求める人には特におすすめしたい作品。

・燃え

・感動

・ハマる

・キャラが魅力的

・中二展開

Dies irae ダウンロード版

ブランド公式
light
ただ、このゲームにはいくつか種類がありますので、買う時には少し注意が必要です。

「Dies irae」には「dies irae 〜acta est fabula〜」「dies irae 〜amantes amentes〜」「Dies irae -Also sprach Zarathustra-」の三種類があります。

買うなら「dies irae 〜acta est fabula〜」か「dies irae 〜amantes amentes〜」にしましょう。

というのも「Dies irae -Also sprach Zarathustra-」はルートが古いやつで、二つしかなく、正直物足りません。

「dies irae 〜acta est fabula〜」は新たに大きく二ルートが追加されたもの。

「dies irae 〜amantes amentes〜」が最新版で、Hシーン無しで、「dies irae 〜acta est fabula〜」からさらに一部加筆されているようです。(私はacta est fabulaまでしかプレイしいないので未確認ですが)

Dies irae 〜Amantes amentes〜 ダウンロード版

とにかく、間違えても「Dies irae -Also sprach Zarathustra-」は買わないようにしましょう。

以下の記事はこのゲームから学んだことです。(ネタバレは無し)読みたい方は是非読んで下さい。


当たり前のことですが私たちにはそれぞれの今まで生きてきた人生があり、その中で形成してきた価値観、信念があると思います。それは生きた年数が長いほど、その想いが強いほど、強固なものとなるでしょう。

そして、それらは他人にとってはくだらない、取るに足らないものであったとしても、自分にとっては唯一無二のもの、自分が自分である証、それは紛れもない真実なのだと思います。

その価値観、信念にものを言いたいのであればまず、自分で確固とした価値観、信念を持つことが大切で、相手に対する礼儀でもあると思います。

相手の価値観、信念を塗り替えるということは、非常に困難で、聞く耳さえ持たれないことも多いと思います。少なくとも即座に出来ることではないと思います。せれでもなお伝えたいことがあるのなら、相手とま正面から向き合うことが必要で、その強固な価値観、信念に匹敵するほどの価値観、信念も自分が持つ必要があると思います。

そうすれば接する人全員とまでは言わなくとも、誰かには少なからず影響を与えることも出来ると思います。

何故なら、私もそうですが、人はそうした強固な価値観、信念に触れ、考えたり、行動したりすることで、自分の価値観、信念を徐々に形成していくと思うからです。

このゲームの登場人物たちにもそれぞれの人生があり、各々の価値観と信念に基づき、考えること、行動することを決して諦めません。そうした彼らの姿には人としての真の美しさを感じずにはおられません。

私にも私の価値観と信念があり、それに基づき考え、行動しているつもりです。このゲームをやり、また一層自分の価値観と信念が強固なものになったと感じています。


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