虚ノ少女


Innocent Grayによるゲーム「虚ノ少女」に感想、紹介記事を書きたいと思います。 プレイ時間目安:35~40時間

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  ・感動・・・9
・ハマり度・・・10
・キャラ・・・9
・音楽・・・10+
・CG、演出・・・10+
・総合・・・10

前作、「殻ノ少女」の続編にあたるのがこの作品。(全三部作だそうで、二部にあたるのが今作)

「殻ノ少女」からけっこう期間が空いたのもあってか、最初から音楽やグラフィックのクオリティは高かったんですが、今作のクオリティの高さは半端じゃないです。(「魔法使いの夜」にも迫る勢いです。)

あらすじ
日本が戦争への道を歩み始めた、所謂戦前と呼ばれた時代。

北陸の雪深い山中に 人形(ヒトガタ)と云う集落があった。

“ヒンナサマ”と云う土人形を祀る奇妙な風習が残る此の地にて、祭りの夜にひとりの女が殺されていた

村のものは口々に“ヒンナサマ”の祟りだと口にした。

正統ではない者が“ヒンナサマ”を祀ったが故に祟りに遭って殺されたと。

昭和三十二年、十二月。

朽木冬子が病室より攫われてから、およそ二年の歳月が過ぎていた。

時坂玲人の妹・紫は、自殺を図ろうとしていた男を助ける

この男こそ現在に黄泉帰った“ヒンナサマの祟り”の被疑者であった――

戦時を跨いで続く妄執を断ち切る為に時坂玲人は動く。

その胸の内に冬子への妄執を引き摺りながら――

同時期に動きを見せ始めた、六年前に解散した筈の宗教団体は果たして、何を画策しているのか――

祟りを為すのが天であろうとも、手を下すのは人である。

・ストーリーについて(シナリオ:鈴鹿美弥)

今作も変わらず連続猟奇殺人事件を扱っているのと、「inoccent gray」ならではの独特な和風ミステリーの世界観は今までと同じです。

今までと少し違うのは、戦後と戦前の話が交互に視点を変えて描かれていて、謎だらけのそれぞれの物語が少しづつ繋がってくるっていうところです。

ストーリーの引き込み度はイノグレ作品の中でも過去最高レベルの面白さ

この点についても、今まで通りではあるんですが、人の狂気が生む悲しくて残酷なストーリーなので、けっこう気が滅入るってのがあります。

ラストはなんとも言えない悲しいエンドですが、単に鬱ってだけじゃなく、少し救われるところもあるような、これまたイノグレだからこそって感じの締め方でした。(三作目が待ち遠しいです)

・キャラについて

キャラは「カルタグラ」と「殻ノ少女」から出ているキャラが多いですが、初登場のキャラもそこそこいます。

キャラの数はけっこう多いんですが、皆しっかりと役割があって要らないキャラってのがいません。

特別に目立つキャラってのもいないんですが、見ててむかつくようなキャラもおらず、皆それぞれに魅力があり、全員でこの物語を上手く作り上げていると感じました。

・音楽について(音楽:MANYO(Little Wing)、歌:霜月はるか、鈴湯)

音楽はめっちゃいいです。

「カルタグラ」の頃から「inoccent gray」作品は音楽はかなり良かったんですが、作品を経るごとにクオリティが上がってきて、今作はその中でも際立っていいです。

OPは凄い凝っててかっこいいですし、ジャズっぽいくて渋いBGM、時に癒し系で、時に不穏で悲しげな和風のBGMなど多彩です。

少し紹介↓

僕が今までプレイしてきた中でもトップレベルのクオリティで魅せてくれます。

・CG、演出について(原画:杉菜水姫)

グラフィックについても、前作もかなり綺麗でしたが、キャラ絵、背景、共に今作は更にその上をいく美しさです。

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演出についても上の音楽とグラフィック同様に更にレベルアップしてます。

まず、OPのアニメーションにびっくりしますし、猟奇殺人のシーンがよりリアルに感じられて恐ろしかったです。(特に音が怖い)

・まとめ

クオリティが高いイノグレ作品の中でも最高傑作と言える出来。

以下の要素を求める人には特におすすめしたい作品。

・ハマる

・雰囲気、世界観が良い

・音楽が良い

・CG、演出が良い


OP↑

虚ノ少女 ダウンロード版

上でも書きましたが「カルタグラ」→「殻ノ少女」→「虚ノ少女」と話が繋がっているので、是非「カルタグラ」から順番にプレイすることをおすすめします。

また、体験版があるのですが、どうやら、このゲームの体験版は製品版には含まれていない前日譚が描かれているようで、是非プレイした方がいいようです↓(僕は残念ながら、プレイ後に気が付きましたが。)
http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/products/pro_vacant/vacant_special_trial.html

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