はるまで、くるる。 感想、レビュー 設定が凄い。後冬音が最高


すみっこソフト制作のゲーム「はるまで、くるる。」の感想を書きたいと思います。 ※プレイ時間目安:20~30時間

はるまで、くるる。

・感動・・・9

・ハマり度・・・10

・キャラ・・・10

・音楽・・・9

・CG、演出・・・9

・総合・・・10

あらすじ

ハーレムから始まる恋模様 !?
とある事情。

とはいっても、それがどういう事情によるものなのかは、俺にも説明不可能なんだけど……。

とにかく俺は4人の女の子たちと、人里離れた場所で長い春休みを過ごすことになってしまった。

どれだけ人里離れているかというと、まずコンビニなんかは当然ない。
携帯だってないし、やけに性能のいいノートパソコンは山のようにあるけど、ネット環境はない。

そこにあるのは、温泉宿みたいな大きな寮舎と、廃校寸前っぽい校舎。
休み中の田んぼと、実った冬野菜が並ぶ畑。遠くに見えるのは雪を頂いた青い山脈と、綺麗に澄んだ海。
……そして、空の果てまで続く、見たことのないほど高い用途不明の煙突。

ファンタジックな出来事も、SFちっくな出来事も、ミステリーみたいな出来事もなく、
それなりに色々ありながらも俺は、4人の女の子と平穏な毎日を過ごしていたつもりだったが、それは大きな間違いだった。

女の子のひとり、無茶なことをしがちな静夏が、唐突に言ったのだ。
「ここをこの男のハーレムにするわ!」
ハーレムって言ったら、あの……その……。 ええええっ!?
いったいハーレムが何を意味するのか、俺は服を脱ぎ始めた静夏に教えられることになって……。

・ストーリーについて(シナリオ:渡辺僚一)

あらすじを読めばわかりますが、まず世界観が面白いです。何もないような田舎ってのはまあそこそこある設定ですが、

「空の果てまで続く、見たことのないほど高い用途不明の煙突」

これは明らかに「何か秘密がありますよ。」と言わんばかりですよね。さらに、メインヒロインの「私のいう事聞かないとあの子(別のヒロイン)殺すわよ」いきなりの物騒発言。

冒頭から明らかに「普通じゃない」空気が出てて、期待度増しました。

そしてさらに、学校で自習中にいきなりのこの発言。「お前どんだけぶっ飛んでんだよw」って感じでしたが、一応それにも理由があり、なるほどとはなりましたが。

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その後、最初の2,3時間のプロローグみたいなのは有言実行って感じで抜きゲーにも勝てるぐらいにヤリまくりです。「いつまでヤッテんだよ。」っっ呆れるぐらいでした。(ちなみに、この作品のHシーン8割くらいはこのプロローグにあります)

謎の乱交三昧な生活の中、ちょいちょい、「え?」とか「ん?」ってなる世界観やキャラの設定を垣間見せていて、プロローグが終わるとその期待に答えるかのように、一気にシナリオも面白くなります。かなり設定については、どこまで言ってしまっていいものかと悩みますが、「めっちゃスケールのデカいSFな設定」とだけ言っておきます。

話の展開に矛盾もないし、日常シーンも面白くて飽きませんし、(主に冬音と静夏)テンポよく進んでいくので、サクサク読めました。

謎が全て分かって、最後に主人公たちがたどり着くエンドは結構なカタルシスがありましたし、非常によくできたシナリオだった思います。

ただ、それだけに、若干テンポが良すぎたというか、キャラの背景とか何かしら寄り道しても良かったんじゃないかって気はしました。例えば、シュタゲだと、何度も繰り返して繰り返すという「溜め」=「主人公の苦難」があり、ようやくたどり着いたあのEDだからこそ本当に相当なカタルシスが生まれたと思うんですが、本作はその「溜め」が弱いとまではいかずとも、もう少しそれがあったら、ラストの感動は神ゲーとも言えるくらいなものになったんじゃないかとちょっと思いました。

しかし、ほんと面白かったです。こういうたまーに「ああ・・・これだからやっぱりエロゲは止められん。」って思わせてくれる作品があるんですよね。

・キャラについて

主要キャラ紹介

・和葉 静夏(CV:竹岡美柳)
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お嬢様口調のメインヒロイン。気が強くて押しの強いリーダー気質な性格。

我が強いせいでとっつきづらい性格にも見えてしまうが、実は誰よりも他人のことを気遣っている。いろいろ考えてから行動するのだが、タイミングが唐突なため、突飛で周囲からズレていると思われることも多い。

・仁燈 春海(CV:芹園みや)
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生真面目な委員長タイプの女の子。 みんなに規律ある生活をさせようと奮闘する。炊事を担当し、少ない食材でがんばっている。

植物について博学なため、畑から野菜を取ってくるだけでなく、しばしば山に出向いて山菜を調達することも。

・未木 秋桜(CV:かわしまりの)
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一人称は “ボク” で、孤独を愛するさわやかな性格だけど、内面は乙女で寂しがり屋。他人に左右されたくないと思うけど、一方で放っておかれるのも嫌い。

釣りが大好きで、釣竿を持って海に行くのが日課。動物性たんぱく質が不足がちなみんなの食生活の改善に燃えている。

・士蓮 冬音(CV:青葉りんご)
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いつもくだらない冗談ばかり言っていて、何事にも動じない性格。弱々しい態度を見せることもあるけど、だいたい嘘。

そういう行動をするのはいつもみんなを和ませることに気を遣っていから。その一方で、自分自身の心の痛みなどには鈍感で、気づいた時には大変なことになってしまうことも。

やはり冬音と静夏ですね。ほんといいキャラします。日常パートの面白さはこの二人によって支えられてたといっても過言ではないでしょう。飽きません。

二人とも、完全に「GOING MY WAY」って感じなんですが、冬音は日常シーンだろうが、シリアスだろうが、お構いなしに独自のギャグトークをぶちかましまくりです。この顔凄い好き。

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静夏はちょっとハルヒを彷彿とさせるキャラでした。(涼宮ハルヒね)

言動が↑で書いたようにエキセントリックで周囲をいつも驚かすんですが、それが無駄に力強いうえに、エキセントリックなだけではなく、理由はちゃんとしてたりするので、結局自分の思い通りになってしまうという。

憎めない傍若無人というところはほんとハルヒに似てるなって感じでした。

ちなみに、武器はバールでいつでも持ってるっぽいです。

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秋桜はなんかかわしまりのさんボイスでボクっ子ってだけでなんか聴いてて心地よかったです。春海はおっぱいがデカくて、実は一番の危険人物です。

・音楽について(SHIM(TGZ SOUNDs))

基本、普通に日常っぽいBGMなんですけど、たまに如何にも不穏な雰囲気漂うBGMもあるんですが、それが何かイカレてる世界観とキャラクターに合ってましたし、全体的にクオリティ高かったです。一番印象に残ったのはEDですね。EDのカタルシスを増してくれたと思います。

・CG、演出について(原画:笹井さじ、師走ほりお、広瀬まどか)

最初は静夏の髪型とか「なんか変じゃね?」って感じでしたが、もう静夏そのものがそれ以上に変だったんでどうでもよくなりました。絵的には割とゆるふわ系って感じですかね。背景は綺麗で、冬音が可愛いかったです。

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演出面ではこれと言って書く事はない気がしますが、まあ、ゆずソフトとか程ではないけど、表情はそこそこ変わってました。

・まとめ

けっこう期待してプレイしましたが、予想以上に面白かった。しかし、それだけに、↑で書いたように、もう1歩で神ゲーだったんじゃないかって思うと惜しいなとは思います。設定が壮大なSFとかシナリオが良い作品がしたいなら外さないんじゃないかと思います。(最初の数時間、乱交ばっかしてるからって切らないで下さいね)

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