レコンキスタ


コットンソフト制作のゲーム「レコンキスタ」の感想、紹介記事を書きたいと思います。 プレイ時間目安:25~30時間

 

  ・感動・・・10+
・ハマり度・・・9
・キャラ・・・8
・音楽・・・9
・CG、演出・・・8
・総合・・・10

この「レコンキスタ」というゲーム、知名度は低いと思われますが、私的には隠れた名作ではないかと思っています。

割と古いゲームですが、ストーリーの感動に関しては申し分ないほどに素晴らしいです。

あらすじ
本州の太平洋沿岸に浮かぶ、海上ニュータウン。

そこは国際的な新興住宅地として開発された人工島だったが、今では見る影もなく寂れてしまった場所。

そして現在、その街を舞台にして、ある噂がまことしやかに囁かれていた。

夜中にニュータウンの中をうろついていると、槍のような刃物を持ったセーラー服の少女が現れて首を刎ねられる・・・。

通称『首刈り女』と呼ばれるその都市伝説を巡って、人知れず物語の幕が上がる・・・。

・ストーリーについて(シナリオ:秋津環、海富一、大月佑佑)

ミステリーADVと聞いていたので、感動よりは引き込まれるような面白さを期待してこの作品を購入したのですが、プレイ後の感想としては、期待していたのとは逆の魅力がある作品でした。

シナリオは長くやや冗長(特に序盤)で、日常シーンが多いので「ちょっとこのゲーム退屈だな。。。」とさえ思いました。

ただ、日常シーンがあるからこそ、事件のシーンは面白くなりますし、物語の核心に近づいてくる終盤はかなり面白くて、引き込まれるし、感動します。(ラストの感動はほんと凄かった)

そしてとても深いメッセージ性があります。

「死」とか「倫理」といったことをめっちゃ考えさせられましたね。

一つの出来事についていろんな人物の視点から物語が進行していき、徐々に核心に近づいていく、というシステムになっているのも特徴的です。

序盤はちょっと退屈に感じてしまうかもしれませんが、そこで止めてしまわないで、是非感動のラストまで読んで欲しいです。

・キャラについて

キャラには萌えや燃え、笑いといった要素はほとんどありません

けっこう平凡な感じのキャラクターが多いかもしれませんが、そのためか、なんか感情移入もしやすかった気がします。

・音楽について(音楽:Elements Garden、井出今日子、Barbarian On The Groove、443、SENTIVE、舘内、歌:飛蘭、YURIA)

BGMもミステリー、ホラーチックな雰囲気が中々良かったが、OP、特にEDはやばいです。

ラストでEDが流れた時は、その歌詞に不覚にも泣いてしまった。

・CG、演出について(原画:あんころもち、笹井さじ)

キャラ絵はちょっと古さを感じさせる絵ではありますが、背景なんかは結構綺麗でした。

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・まとめ

知名度こそ低いですが、感動、深いメッセージ性で言えば、「神ゲー」と言ってもおかしくない程に素晴らしい作品でした。

以下の要素を求める人には特におすすめしたい作品。

・感動

・メッセージ性が強い

・ミステリー

レコンキスタ ダウンロード版(DMM)

レコンキスタ ダウンロード版(げっちゅ)

※ダウンロード版でのDMMとげっちゅの違いですが、価格は同じ事が多いですが、還元されるポイント含めれば、げっちゅの方が数百円程お得な場合が多いです。

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以下の記事は私がこのゲームをやって考えたことです。(ネタバレは極力無し)興味がある方は是非読んでみて下さい。


この作品をやり、もし「自分にとって大切な人が死んでしまった時、他の誰かを犠牲にすれば生き返らせることが出来る」と言われた時、私はどうするか、ということを深く考えさせられました。

もちろん、頭では『その人の死を受け入れるしかない』ということはわかっているつもりです。

しかし、果たして私は自身がその場に立たされた時、『その死を受け入れることが出来るのか?』と考えてみるとほとんど自信はありません。他の全てを犠牲にしてでも生き返らせることが出来るとしたら、もしかしたら、私はそうするかもしれません

そして私には『それは間違っている』とはっきり言う自信もありません。(例えそれがしてはいけないことだとわかっていたとしても)

しかし、仮にそんな方法があるとして、皆がそんな方法で人を『一人生かす為に誰かを犠牲にする』ということを繰り返したとしたら、悲しみや憎しみの連鎖が途切れることなく続いてしまうでしょう。

最初に言ったように、結局はどんなに辛く、悲しくても『死』は受け入れるしかないと思います。

しかし、私は『本当に受け入れられるのか。』とゲームをプレイ中もずっと考えさせられました。ですが、私はこのゲームをプレイし終わった今ならそれが出来る気がする、少なくともその自信はあります。

それはこのゲームからある一つの考え方を教えてもらったからです。

その考え方とは『死んでしまった人の魂は生き残った人達の中で生き続ける。』という考え方です。

ただの自分に都合の良いだけの考えに聞こえるでしょう。実際私もそう思います。

しかし、私はこのゲームをやってこの言葉を聞いた時、私は『この言葉を、この考え方を信じよう』と心底思えたのです。

そしてこの考え方はいつか私にもやってくるその時の為の勇気を与えてくれたと思います。


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