蒼色輪廻 感想、レビュー


美遊制作のゲーム「蒼色輪廻」の感想を書きたいと思います。 ※プレイ時間目安:20時間

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・感動・・・8

・ハマり度・・・10

・キャラ・・・10

・音楽・・・8

・CG、演出・・・8

・総合・・・9

あらすじ

主人公‘堂浦聡’は鬱屈した日々を送る青年だった。自身の内にうねる「野望」「欲望」「コンプレックス」等のマイナスの感情を、コントロールできずにいるのだ。……そんな彼の前に、1人の少女が現れる。
奇妙なコスチュームを身にまとい、主人公の心の中を覗くことが出来る不思議な少女。‘インフィニティー’と名乗る、その少女は自殺しようとしていた主人公に――「キミの死ぬところが見たいの」と笑う。

――彼女に出会ってから生活が一変する主人公。
住んでいたアパートの火事、金を借りていた金融屋による大家の殺害と娘の誘拐、さらには謎の黒服の一団による追跡……。全ては、主人公がインフィニティーより授かった「異世界へ自由に移動する能力」の為だった。

主人公が混乱の局地に追い詰められた時、ついに異世界への扉が開く……。そして、彼の「現世界」と「異世界」を行き来する、奇妙な二重生活が始まるのだった。

時空を跳躍しながら、不条理な奈落の底へ一方的におちていく主人公。闇の先で、彼を待ち受けるものは一体何なのだろうか……。

・ストーリーについて(シナリオ:蓮海才太(蓮海もぐら、蓮海Cider、蓮海土竜))

主人公、かなりヤバいです。序盤からはもの凄い飛ばしてきます。いきなりいかに自分がダメなのかを語りだして。童貞の叫びを始めます。かなりウケます。主人公の切実さがひしひし伝わってきてもうなんとも言えない面白さがあります。僕も童貞なんで気持ち分かりましたし。

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↑自他共に認める最強のダメ人間である主人公。

序盤から、主人公の異常性からくる斬新な面白さと読めない展開から読み進める手が止まりません。

テキストは主人公を中心にけっこうふざけたノリは多いのですが、話自体は何度も悲惨な運命を繰り返すので割と暗いですし、言ってる事が難解で理解できなかったりします。実際、僕もプレイ中、何言ってんのかよくわかんない感じなの多かったです。

主人公含め、キャラが頭イカレてるヤツが多くて(特に男は大半イカレてます)、訳分からん物語と合わせてなんかずっとプレイしてると毒されます。

終わり方はなんとなくは分かったかもしれませんが、けっこうモヤモヤします。まあ、システム上、後半は穴埋め作業からのENDみたいな感じになるので、あんま入り込めなかったってのもあると思います。

でも、序盤から中盤までの面白さは一級品です。後半から失速しましたが、十分楽しめました。

・キャラについて

主要キャラ紹介

・堂浦 聡

主人公。呼吸をすることでしか生を実感できない自他共認めるダメ人間。

同窓会に顔を出す勇気もなく、毎日を鬱屈と過ごしている。最近まで風俗嬢と一方的な恋愛をしていたが、彼女に失踪があって意気消沈し死を考えるようになっている。

・インフィニティー
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主人公を異世界へといざなうミステリアスな少女。

「彼女を手に入れた者が世界を手にする」と思い込んだ権力者に追われている。

・時野美樹
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大学生。主人公の高校の同級生。

主人公とは言葉を交わしたこともない仲だが、主人公が一方的に好意を寄せていた。

・桜野遥香
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主人公の住むアパートの大家の娘。借金取りの脅迫から主人公をかばったりと気も強いが、

主人公には優しい。好意を抱いているのは確かだが、恋愛感情には至らないようだ。

・瑠璃垣美咲
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弁護士。主人公の元実家の隣家に住んでいたお姉さんで、

幼い頃よく可愛がってもらっていた。主人公の窮地を知り、何かと面倒をみてくれる女性。

・山田仁奈
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悪名高い金融グループのトップ、神之薗秀人の妾子。

代々父系を貫いて来た家系だが彼の代で男児に恵まれず、彼女の婿養子が後継者になるだろうと囁かれている。

・サティー・ドーラ
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奴隷階級の出身でありながら覇王の証である刻印を持つことから、反逆者として捕らわれる。

蠱術という特殊な能力を使い、催淫効果を持つ寄生虫を操る。

・レオナ・ラダーピック
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大公国の衛兵。

司教の命令で牢獄から主人公を救い出すが、事あらば斬ろうと機会をうかがっている。

・リリス・コパーポット
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諸国を放浪している吟遊詩人であり預言者。

預言者として人々に高く評価されている。目的は不明だが主人公の跡を付けている。

・ワン・シャオシイ
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天地の法を統べる大魔法使い。

あらゆる災厄から大公国を守る立場にある。

・ジオット・アスモデウス41世
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冥王府の王。

大公国を攻め滅ぼさんとする勢力の中で、最も強大な力を持つ。

さっき上で書きましたが、主人公。マジでヤバいです、神がかってます。ポイントは、クズ野郎とか、根は悪い奴でもないのに、ダメ過ぎるってとこですね。

彼は彼なりの「ダメ哲学」のようなものを持っていて、常人ではしないような思考や行動をしてくれます。序盤の数分でここまで笑わせてくれた主人公は他にいません。ある意味ですが、間違いなく最強主人公と言えるでしょう。後でランキングに追加しときます。ほんっと主人公のダメさが本気過ぎて逆に面白くなってます

また、運のなさも悲惨過ぎてめっちゃ面白いです。また、顔がないような脇役もいちいちバカっぽくて面白いので、日常会話に飽きがきません。これはライターさん、お見事、上手いとしか言えないです。

後、くっそ下らなくてどうでもいい事ばかり無駄に考えるとことか、ダメな自分をどうしようもなく客観的に見れていて自覚しているとことか、はなんか自分に似ててそれも面白かったですね。まあ、流石に彼と比べれば僕なんか雑魚ですが。

・音楽について(音楽:Femme Fatale(ファムファタール))

古いんですが、BGMは落ち着く感じのピアノ曲が多くてなかなかいい感じでした。ちなみにOPはなくて、EDも歌はないです。

・CG、演出について(原画:和馬村政(和馬村正))

あんま書く事ないですが、古い事は古いですが、あんま癖もないし、見やすい絵柄だと思います。演出面についても特にないですね。

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・まとめ

塑像以上に楽しませてもらいました。ここまで笑わせてくれたのは久しぶりです。何度も言ってますが、主人公のヤバさはピカイチでこの域のやつはそうそうお目にかかれないんじゃないでしょうか。この主人公のヤバさを見る為だけでも買って損はないんじゃないかと思う程です。ほんと、あまりにもダメすぎて最早魅力なんですね。ほんと面白いです。

ただ、私的に欠点はシステム面です。僕みたいに単に物語が読みたい人にとっては非常にめんどうなシステムになっていて、既読スキップ機能も使いずらく、ある程度進める穴埋め作業みたいになってきて、同じテキストを何回も読むことになります。なんでハマり度的には序盤から中盤が最高潮でしたね。

攻略サイトをみながらじゃないととてもじゃないけどクリアできなかったと思います。なので得意じゃ無い方は攻略サイトを見ながらやるのをおすすめします。(さっき書いたのもみながらやった上でのことです。)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~poko2/kouryaku/rinne/rinne.chart.html

http://d.hatena.ne.jp/rarin/20080713/p1
↑この二つのサイト見ながらやればやりやすいと思います。

買うならダウンロード版の方が安いですし、パッケージだとパッチとか当てないと不具合あるっぽいんで、ダウンロード版の方が無難ではあるかもしれませんね。

蒼色輪廻 ダウンロード版


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