シンフォニックレイン


工画堂スタジオ制作のゲーム「シンフォニックレイン」の感想、紹介記事を書きたいと思います。  ※全年齢版のみ、プレイ時間目安:25~30時間

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  ・感動・・・9
・ハマり度・・・9
・キャラ・・・10
・音楽・・・10+
・CG、演出・・・10+
・総合・・・10

ネットサーフィンしてたらAmazonで高評価なのをたまたま見つけたのがこの作品。

音楽と可愛らしい絵が魅力的な作品で、「凄い良い掘り出し物見つけた」って感じです

あらすじ
雨が止むことなく降り続ける街ピオーヴァは、音楽家を夢見る若者達が集う、音楽の街でもありました。

クリス=ヴェルティンは、恋人のアリエッタが暮らす生まれ故郷の田舎街から遠く離れ、彼女の双子の妹トルティニタと共に、街のシンボルであるピオーヴァ音楽学院に通っていました。

魔導奏器フォルテールの奏者、フォルテニストになることを目指し、クリスがこの街に来てから2年以上の月日が流れ、季節は冬……。

あと数ヶ月で卒業を迎えるクリスは、フォルテール科の卒業課題として、 一月半ばの発表会で、歌唱担当のパートナーと共に、 オリジナル曲を合奏しなければなりませんでした。

しかしクリスは、未だにそのパートナーさえ決めようともせず、ただやる気のない毎日を送り続けていました。

週に一度届く恋人からの手紙と、この街に引っ越して来たときに出会った部屋の居候、身の丈10センチほどの小さな音の妖精フォーニが、彼の世界のすべてでした。

雨――いつまでも、止むことなく降り続ける雨

雨音が奏でるメトロノームにのせて、魔導奏器フォルテールの音色を響かせましょう。

クリスの奏でる音色と、音の妖精フォーニの歌声が重なり、響き渡る時、何かが起こるのでしょうか?

……さぁ、妖精の歌を奏でましょう

・ストーリーについて(シナリオ:西川真音)

話の内容ももちろん素晴らしいんですが、物語の世界観や雰囲気を楽しめる作品っていうのもかなりあるのがこの「シンフォニックレイン」です。

「雨が降り続ける街」っていう不思議舞台と「音楽学院」っていうのもけっこう珍しい設定ですし、落ち着いてるんだけど、どこか物悲しいような雰囲気が凄く良い。

絵柄からして穏やかそうなストーリーなんですが、基本的にはその通りの感じのストーリーで、ゆったりとしていて引き込まれるような展開はあまりありません。

ただ、割と謎はあって、序盤のヒロイン三人をクリアした後は、徐々に核心に近づいていくので、中々引き込まれる展開になってきますし、「えっ!そうくるの!」っていう割と意外性のある展開もあります。

・キャラについて

キャについては、とくにその絵柄が最高に気に入ったので、後で書く「絵、演出について」で詳しく語ります。

特別印象に残るような濃いキャラは別にいないんですが、主人公、ヒロイン、全体的に癖もなく、見た目の可愛らしさの通り、性格も好感を持ちやすいキャラばかりです。

・音楽について(音楽:岡崎律子)

この作品の最大の魅力であり、「音楽がなかったら話が始まらない」ってくらい物語と密接な関係にある音楽という要素。

BGM、主題歌、各キャラクターのテーマソング、全てが最高峰です。(攻略後、速攻でサントラを注文しました)

ただ、全部聴いてて穏やかな気持ちになるような癒やし系の曲になってますので、かっこいい曲とか激しい曲とか好きな人には物足りないかもしれません。

また、普通にゲーム中に流れてるだけでも、物語の雰囲気にとても似合っていて素晴らしいんですが、このゲームにはミュージックートというキーボードを使って曲を演奏するモードがあります。

リズムに合わせて特定のキーを押すというもので、有名どころで言うと、「太鼓の達人」のキーボード版みたいな感じなんですが、これがかなり面白い。(もちろん、好みだとは思いますが)


こんな感じ↑(ちなみにこの人は「hard」でやってる、超上手いと思う)

ヒロインが歌うのをプレイヤーが伴奏するんですが、なんか「ほんとに自分が伴奏している」かのような、実際に楽器を演奏しているかのような楽しい感覚を得られ、そうなると、聴く楽しみだけでなく、練習して上達する楽しみも出てきて、1曲に対する愛着みたいなのもかなり湧いてきます。(実際、ゲーム攻略後もちょくちょく遊んでます)

難易度は「easy」(使用キー4つ)「normal」(使用キー8つ)「hard」(使用キー30個)の三つで、どれを選んでも物語には直接関係はありませんが、僕の場合、「normal」でも普通に難しいです。

・CG、演出について(原画:しろ)

「しろ」さんという方が原画を担当しているんですが、淡い色づかいと柔らかいタッチの優しいイラストが特徴的で、こんなに見ていてふわふわするというか、柔らかいというか、優しいキャラ絵は僕は今まで見たことありません。

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パッケージ見た時から思ってましたが、いわゆる一般的な「萌える絵柄」、他のエロゲとは一線を画すような可愛らしさがあります。

僕はエロゲに限らず、アニメでも漫画でも可愛い女の子が出てくると、即座にいやらしい目で見てしまい、脳内ではその子でエロい妄想をするような男なんですが、不思議なことにこのしろさんの書くキャラにはそういういやらしい気持ちが全く湧いてきませんでした。


「基本的に女キャラにはエロさは必要。」
と考えている僕ですが、胸とか尻とかを強調するような絵ではなくても、本当に魅力があるキャラ絵です。

この作品でしろさんの絵を知って、「女の子キャラの可愛さというのも一つではない」のをすごく感じました。

そんな感じでとにかく僕はしろさんの絵柄が画集を買う程大好きになりましたので、高得点にしています。中でもこのショットは音の妖精、フォーニちゃんの画像なんですが、ほんとに最高。なんかもう神聖さが感じられる可愛らしさです↓

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また、キャラ絵だけでなく、背景もなんだか童話の絵本みたいな感じで、作品の雰囲気にぴったり合ってて良かったですね。

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また、OPアニメーションは「空の境界」「fate/zero」「fate/staynight」(再アニメ化)で有名な「ufotable」さんが担当していて、けっこう古くはありますが、クオリティ高いです。

・まとめ

シナリオは良いし、音楽は最高だし、絵柄は超可愛らしいし、思わぬところで「神ゲー」とまで思えるこの作品に出会えて凄い嬉しいですね。

エロいシーンは無いので、エロを求める人や、「一般的なキャラ萌え」を求める人にはおすすめできませんが、そうでない人にはエロゲユーザーとか関係なく万人におすすめしたい作品

特に以下の要素を求める人にはおすすめしたい作品。

・雰囲気、世界観が良い

・音楽が良い

・CG、演出が良い(独自の可愛らしさ)


OP↑


このゲームには「普及版」「愛蔵版」があるんですが、ゲームだけを楽しむ分には「普及版」で事足りますが、僕のようにこの作品の音楽や絵柄ファンになるかもしれないことを考えると、アレンジBGMのサントラや「デジタルピクチャーコレクション」(しろさんの絵が楽しめる感じ)がついてる「愛蔵版」の方が得だと思います。(僕は普及版買いましたが、結局、愛蔵版の特典を別で購入しましたし)

あと、それ程複雑ってわけでもないんですが、攻略サイト見ながらやった方がスムーズには攻略できるかもしれません。

ブランド公式
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以下の記事は私がこのゲームをやって考えたことです。(ネタバレは極力無し)興味がある方は是非読んでみて下さい。


この作品を通して考えさせられたことは「人を騙すこと、嘘をつくこと」についてです。

「人を騙す、嘘を吐く」そのことについてあなたはどう思うでしょうか?

一般的ではあると思いますが、私は「基本的には良くないこと」だと思ってます。

相手の事を思い遣らないような、相手を傷つけることが目的のような嘘は問題外で最低だと思います。

ただ、相手を思い遣った上での「騙し、嘘」であるなら私はその嘘を吐く人、騙す人を尊敬します

何故なら、好きな相手、大切な相手に対して嘘を吐くということは、その嘘を吐いてる人にしかわからない痛みや苦しみを背負いながらも相手の為になると思うことをするということに違いないからです。

もちろん、それでも嘘を吐かれた側、騙された側からすれば「なんで嘘なんて吐いたんだ!」という気持ちはあると思いますが、もしそれがわかる時がきても嘘を吐く側、騙す側の苦しみも慮るべきなのだと、この作品を通して考えさせられました。


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コメント

  1. あろみにか より:

    お初になります。
    あろみにかと申します。

    プレイしているゲームに似ているところが多かったので,
    思わずコメントさせて頂きました。

    シンフォニックレインや、素晴らしき日々等、 内容の濃いゲームが本当に大好きです。
    私も色々なゲームを探しており、おすすめを是非参考にさせて頂きたく思います!
    更新頑張って下さい!!!(^^)

    • 荻原 より:

      コメントありがとうございます!

      そう言って頂けると凄く励みになります。現在移動中ですし、まだまだ未熟ですが更新していきますのでよろしくお願いします!

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