君と彼女と彼女の恋。


nitro+製作のゲーム「君と彼女と彼女の恋。」の紹介と感想の記事を書きたいと思います。 プレイ時間目安:10~15時間

君と彼女と彼女の恋。通常版

  ・感動・・・8
・ハマり度・・・8
・キャラ・・・8
・音楽・・・10
・CG、演出・・・10
・総合・・・9

※一応点数付けしましたが、特殊なゲームなのでこの作品についてはそんなに参考にしなくていいです。

口コミで聞いてはいましたが、 今までの美少女ゲームの常識を覆すような、非常に独特なシステムになっています。

あらすじ
須々木心一は平凡な学園生だったが、ある日学園の屋上で不思議な少女・アオイにいきなりキスを迫られる。

その場は幼馴染みの美雪に止められたが、アオイはその後も不思議な言動を度々見せる。

友達付き合いがわからないアオイのために、心一は美雪に協力を頼み込み、3人で“友達”関係を始めていく

・ストーリーについて(シナリオ:下倉バイオ)

ストーリーの前半は一応普通の美少女ゲームの構成なんですが、後半からは画面越しにヒロインがプレイヤーに話しかけてきたり、セーブデータがいきなり全部消されたり、いきなりゲームが強制終了したりと(バグじゃなくてそういうシステムになってます)、かつてないほどに変わったシステムになってて、単純にシナリオが面白いとか感動するとかって感じのゲームではなかったです。

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ただ、これまたかつてないようなメッセージ性を強く込められた作品です。

それも「正義」とか「感謝」とかそういう生き方的なものではなく、「全ての美少女ゲーマーに対して投げかけられる一つのメッセージ」です。

この一つのメッセージが今作の全てと言ってもいいほどだと思いますので、「どういうメッセージ性か?」っていうのはここでは話さないでおきます。

・キャラについて

主要キャラ紹介

・須々木 心一

本作品の主人公。学園2年。目立つことを極力避け、周囲に埋もれて平凡な“モブ”として生活している。
人付き合いが悪く友達も少ないが、お節介な面もある。美化委員のため学園屋上へ通じる鍵を持ち、一般生徒がほとんど来ない屋上でよく気ままに過ごしている。

・曽根 美雪(CV:手塚まき)
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学園2年で心一のクラスメイト。文武両道・眉目秀麗な学園のアイドル。演劇部所属。よく金属バットを持ち歩いてバッティングセンターにも通う。

心一とは幼馴染みで、小学生くらいまではよく2人で遊んでいたが、その後は疎遠に。

・向日 アオイ(CV:仙道ミツキ)
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学園2年で心一のクラスメイト。いわゆる“電波系”で、いつも無表情で何を考えているかわかりづらく、不思議な言動が多い。

あるスマートフォン用美少女ゲームに登場するヒロインと姿がそっくりで、この世界を「ゲーム」、自分を「攻略ヒロイン」だと信じいる。

キャラについては、「ヒロイン二人がメインで、あと友達キャラが結構面白かった」ってしか印象に残りません。

公式でも言ってるんですが、狙ってるんだと思いますが、 「モブ中のモブ」とされている主人公はほんと「こんな性格でこんなことが好きで、こんなところが特徴」ってのが全然ない、かつてないほどに自己主張がない主人公です。

なので実質、二人のヒロイン、曽根美雪と向日アオイにしか目がいきようがありません。

曽根美雪は主人公の幼馴染で、非の打ちどころのない、いわゆる万能キャラで、対する向日アオイは、わけの分からないことばかり言ったりしている電波少女、読み進めると共に公式の画像からわかるんですが、美雪の怖さとか、アオイの謎なんかも分かってきます。

・音楽について(音楽:Swinging Popsicle、歌:岩瀬敬吾、Swinging Popsicle、多田葵)

音楽はクラシックの曲などが使われていて、癒し系の曲もあり、その他のBGMもとてクオリティ高かったです。

・CG、演出について(原画:津路参汰)

グラフィックは非常に綺麗で、キャラ絵、背景、共に文句なしのクオリティでした。

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いきなりキャラの(っていうか美雪の顔)顔が怖くなってちょっとびっくりしました。。。

・まとめ

上にも書きましたが、 かつてないほどに斬新なシステムのエロゲです。今までの常識を覆してきます。シナリオが面白いとか、キャラ萌えだとか、そういう面で見るとなんとも評価しずらい作品なんですが、


・設定が面白い

作品がやりたい人にはおすすめできるゲームかなと。

OP↑

君と彼女と彼女の恋。 ダウンロード版(DMM)

君と彼女と彼女の恋。 ダウンロード版(げっちゅ)

※ダウンロード版でのDMMとげっちゅの違いですが、価格は同じ事が多いですが、還元されるポイント含めれば、げっちゅの方が数百円程お得な場合が多いです。

気になっている人は体験版もありますのでよろしければどうぞ↓
http://www.nitroplus.co.jp/game/totono/trial/

ブランド公式
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コメント

  1. 歌麿 より:

    私は・・・少しでもホラーっぽい要素があると絶対にネタバレ後にプレイしてふ~んと答え合わせのようにしてプレイするのがデフォルトで

    このゲームも例にもれずそうさせていただきました。しかし・・・ヒロインの思いにはなかなか心打たれるものがありました。
    が私、主人公の存在を認めているタイプなので画面の向こう側からただ選択肢ぽちっただけなのに、好きといわれましても、主人公が不憫でした。物語であってもヒロインを愛し惚れさせたのは主人公であったのにバットで殴られて・・・・・・

    まあ、いろいろギミックは斬新なものがありましたインターフェイスごと変えてくるとは・・・・
    しかし私はヒロインの純粋な?気持ちに感じるところがありましたので、美雪を最初から最後までアシストしました。主人公といつまでも幸せに・・・・・
    納得いかないのが・・・いろいろ主人公のために暴走する美雪が
    ルートによっては俳優と恋仲に!?う~んちょっと残念でした。

    • e5z6tau9 より:

      とにかく斬新な作品でしたよね。
      僕も最後は美雪を選びました。エロゲーマーはセーブとロードを繰り返して各ヒロインのエンドを見るのが普通だと思いますし、僕もそうですが、この作品に関しては

      「いろいろ主人公のために暴走する美雪がルートによっては俳優と恋仲に!?」
      たしかにここについては言われてみると「なんで?」ってなりますね。

      「美雪攻略したから次はあおい攻略しよ。」とはならなかったです。この作品が訴えてきたものに対する礼儀的な何かかもしれません。