light制作のゲーム「神咒神威神楽」の感想、紹介記事を書きたいと思います。 ※PC、PSVITAで全年齢版あり、プレイ時間目安:35~40時間
・感動・・・9
・ハマり度・・・10
・キャラ・・・10
・音楽・・・8
・CG、演出・・・8
・総合・・・9
「DIES IRAE」をプレイして、正田崇さんの作品が好きになり、今作を購入したのですが、、、、、、一言で言えば今作も素晴らしかったです。
物語の内容についてですが、今作は、「DIES IRAE」と比べて、舞台から音楽、雰囲気まで、「和風」な感じの仕上がりになっています。
今作も流石正田さんと言った感じで、中二要素全開、濃く、深く、、、そして熱いバトルものの魅力は健在です。
ただ、重要な注意点が一つ、、、この作品は前作「DIES IRAE」の世界観を受け継いでいるため、「先にDIES IRAEをプレイしてください。」ということです。(この評価もDIES IRAEをプレイした後だからこその評価です)
先に「DIES IRAE」をプレイしたかどうかで評価はかなり変わると思います。正直、先にこの「神咒神威神楽」をやってしまうと楽しさ半減の上、その後に「DIES IRAE」をやるにしても、楽しさが半減してしまうかと思われます。
そうしないと、全くおもしろくないとまではいかないとは思いますが、「?」ってなることだらけで、感動できるとこでも感動できなくなってしまうと思います。
ですから、「神咒神威神楽の前にDIES IRAEをプレイ」というのは絶対という程強くおすすめします。
「DIES IRAE」でもそうでしたが、正田崇さんの作品の魅力は、熱いバトル、ぶっ飛んでるキャラの魅力はもちろんなんですが、「作品を通しての深いメッセージ性」っていうのもかなり強いですね。(ほんと、プレイ後はしみじみ考えさせられるものがあります)
「DIES IRAE」プレイ後であれば、ストーリーの感動、引き込み共に満足できる内容になっています。
今作では「あれ、このキャラDIES IRAEのあのキャラっぽくね?」ってキャラがたくさんでてきます。(実際、繋がるところがあるんですが)
今作をやってさらに「DIES IRAE」で好きだったキャラに対する愛情も深まると思います。
「dies irae」繋がりのキャラたちはもちろんかなり前作同様、キャラは濃いんですが、今作で初登場するキャラが「DIES IRAE」他のと比べて全体的にちょっとキャラが弱いかな、という感は否めませんでしたが、メインヒロインの竜胆様は、惚れてしまう程かっこいい、というか惚れました。
竜胆様↓
竜胆様は台詞がほんとかっこいい、器のでかさ感じられる名言多数です!一例↓
「私は無力で、そして独りで、大したことは何も出来ない。だからおまえたちが必要なのだ。頼るし、こき使うし、命を貰う代わりに命を預ける。それが私の王道だ!」
「礼も、感謝も、私自身の心で告げたい。それが将というものではないか?」
「漢らしくてかっこいいヒロイン」と言えば竜胆様。僕が経験してきた作品中、一、二を争うかっこよさを誇るヒロインです。
「DIES IRAE」で使われていた音楽が「和風」にアレンジされていたりして中々面白いです。バトルシーンのBGMも盛り上がります。
シナリオの正田さんも大概ですが、Gユウスケさんの絵も非常に特徴的ですが、今作になって、なんとなくなんですが、より独特さが増した感があります。(僕はこの絵は好きなんですが)
バトルシーンの演出は良いです。燃えれます。
BGMも合っていますし、キャラの心理描写もあり、互いの会話で、バトルに厚みが増している感じがします。(人によってはこのバトルにやたら喋るのはマイナスになるかもしれませんが、僕は好きです)
「DIES IRAE」をプレイ済みで、以下の要素を求める人には特におすすめしたい作品です。
・燃え
・キャラがかっこいい
・メッセージ性が強い
OP↑
この作品には18禁版と(上の方は18禁版)、新しく非エロで、18禁版より全四章の追加シナリオがある方がありますので、お好きな方を選ぶと良いかと思います。(ちなみに私は18禁の方しかやってません)