key制作のゲーム「AIR」の感想、紹介記事を書きたいと思います。 ※PSP、PS2で全年齢版あり,プレイ時間目安:30~35時間
・感動・・・10
・ハマり度・・・7
・キャラ・・・8
・音楽・・・10+
・CG、演出・・・8
・総合・・・9
アニメ化もされており、泣きゲーで有名な麻枝准さんの中でも有名なゲーム「Air」。
僕は「CLANNAD」で超感動し、この作品に興味を持ち、プレイしましたが、、、、、これは「泣きゲー」です、CLANNADでもそうでしたが、素晴らしき「家族愛」を見せてくれます。
非常に感動する話なんですが、麻枝准さんの作品は考察しがいのあるのも特徴で、今作は「kanon」「CLANNAD」と比べても一番難解な作品でもあると思います。(私は二回プレイしていますが、二回やって他の方の考察などを見て、やっと「あーなるほど」ってなったくらいです)
ストーリーの感動については申し分ない素晴らしい作品だと思うのですが、上の評価からわかるように、要素によってなかなか差があるかなというところ。
ストーリーの引き込み度に関しては、ストーリー前半は期待しない方がよいかと思います。正直、割とダレました。(ただ、中盤のsummer編はかなり引き込まれる)
CLANNADも日常シーンがゆったりしているのは同じなんですが、笑わせてくれる春原というキャラがいたので、それほど退屈はしませんでしたが、こちらは彼のようなキャラはいません。
前半の共通ルートなんかは気長にやっていけばいいかと思います。SMUMMER編から面白くなってきて、最後のAIR編では大きな感動が待ってます。
あと、クラナド程ではありませんが、ボリュームがあり、中々長いです。(40~50時間はかかると思います)
また、key作品ならではのキャラの癖もかなり強く、リトバスやクラナドよりも強いですね。
始めての人はキャラのやりとりに「は?何コイツ」とか「うぜぇ。。。」とか思うかもしれません。(慣れてくると気にならなくなりましたが)
麻枝准さんが作る音楽は癒し系、爽やか系で非常に好きなんですが、特に今作の音楽は最高ですね。
OPもいいんですが、「夏影」という曲は本当に素晴らしい!私が知っているアニメやエロゲでこれほど素晴らしい、美しい曲はないと言えます。
↓
個人的にゲームやアニメ限らず、癒し系音楽で一番好きと言っても過言ではないです。
ゲームを知らない人でも綺麗な曲、癒し系の曲が好きな人には是非聴いてほしい曲です。(歌ヴァージョンもあるがそちらも最高)
歌ver↓
言わずもがな「KEY」なのでキャラは性格共に、絵柄もとても特徴的です。こちらも慣れると可愛く見えてきました。
背景も題名の通り、背景のグラフィックがとても綺麗でした。(綺麗で爽やかな空って感じ)
演出は感動シーンでのBGMの入れ方、、、これがまた上手い!
「このシーンでこの曲とか泣かないでどうすんの?」っていう上手い演出。(特にラストはほんとやばい)
「泣きゲー」であると同時に「考察ゲー」でもある今作。
以下の要素を求める人には特におすすめしたい作品です。
・感動
・難解、考察しがいあり
・音楽が良い
・長い
OP↑
ちなみにPC版はボイス無しです。個人的にはエロ無しのボイス有りのPS2、PSP版の方がおすすめです。(key作品にはエロ不要だと思ってます)
この作品を深く、長く楽しみたい人はゲームをすることをおすすめします。が、「引き込まれない、退屈なのは絶対無理!」という人はアニメを見るといいかと思います。
アニメ版は短いですが無駄が無く、中々上手くまとまっていると思いますので。