PULLTOP制作のゲーム「この大空に、翼をひろげて」の感想、紹介記事を書きたいと思います。 ※PSVITA、PS3で全年齢版あり、プレイ時間目安:30~35時間(FD入れると+15時間)
・感動・・・9
・ハマり度・・・8
・キャラ・・・8
・音楽・・・9
・CG、演出・・・10
・総合・・・9
なんかいろいろな賞を受賞しているらしくて、けっこう話題になってたゲームなのでプレイしてみましたが、、、これは青春を感じさせるゲームです。
題材が「グライダー」という、中々珍しいものではあるんですが、話の流れはかなり王道な感じで、びっくりするような展開はとくないんですが、「青春」を感じれる、前向きな気持ちになれる作品ですね。
ヒロインによって違うんですが、攻略順はあげは→風戸姉妹→小鳥→天音が一番楽しめると思います。
前二人は「まあ普通」って感じてしたが、後二人の方シナリオは中々良かったですね、とても清々しい、爽やかな気分になれました。
文章はあまり癖もなくスラスラ読めました。
グライダーの話もそこまで、専門的で難しいということもなく、初心者でも苦なく読める感じです。(今まで全く触れたこともない世界だったので、けっこう勉強になって面白かったです。)
ヒロインはみんなキャラ立ってて可愛いです。主人公も見てて爽やかな好青年です。
特別印象に残る濃いキャラは特にいないんですが、見てて不快になるキャラもいない感じです。
音楽はBGMとOP、ED、ともに物語とグラフィックに合った爽やか感じでいいです。
グラフィックはとても綺麗です。キャラ絵もいいんですが、特に背景。
空は透き通るような、清々しい美しさがあります。
また、ストーリー中にアニメーションがけっこう入っていて、演出にも力を入れているのがよくわかります。
けっこう話題になっているだけあって、神ゲーとまではいきませんが、評判に違わず完成度が高い作品です。
以下の要素を求める人にはおすすめしたい作品。
・青春
・CG、演出が良い
OP↑
FDが出ていますが、ヒロインとイチャラブのショートストーリーだけでなく、シナリオによってはそこそこボリュームもあって楽しめる内容になっていますので、本編が楽しめた人は買って損はない、というか買った方がよりこの作品を深く楽しめると思います。
セット↓
以下の記事は私がこのゲームをやって考えたことです。(ネタバレは極力無し)興味がある方は是非読んでみて下さい。
上でも書きましたがほんとに前向きになれる作品で、月並みですが「夢を追うことの素晴らしさ」を教えてくれる作品でした。
もちろん、今現在の私もそうなんですが、現実は夢や理想だけ追っていればいいという訳には中々いかなかったりするもんで、自分の夢や理想と、目の前の現実と帳尻を合わせていかなければ生きていけない社会だったりします。
大人になるほど、「そんなのはただの夢、理想論。」と上で挙げた二つのバランスを段々と夢や理想から現実の方に傾けていかざるを得ないという点は多くの人に共通することだと思います。
それは自分が生きていく為に必要なことで、決して悪い事なんかではないと思います。
人によって夢や理想と現実のバランスはそれぞれだと思います。(夢:9現実:1なんて人もいれば夢:1現実:9なんて人、夢:5現実:5って人もいると思います。)
ただ、もちろん、現実の方が0になっていては、生きていけないことになりますし、ダメなんですが、夢や理想が0になってしまっても、「それは人間らしく生きている」とは言いづらいのではないかと思います。
まあ、そんな感じで、たとえ現実が生きていく為にどんなに忙しかったりしても、夢とか理想ってもんはほんとに大切で、絶対に捨てたくないなってことをこのゲームをやって再確認しました。
コメント
見上げてごらん夜空の星を、夏ノ雨も紺野アスタさんがライターやってますが、中々面白かったです。みあげてはちょっと期待値が高過ぎた感はありますがFD2作がまだ未プレイなのでそちらも楽しみにしています。
コメントありがとうございます
こんな更新が止まってるブログにコメント寄せて頂き嬉しい限りです。
こうしたエロゲのコメント見ると、私もエロゲ欲を刺激されます。
どうもありがとうございます
人間関係の変化に重きを置いたシナリオって私は好きです。みあげてや夏ノ雨はどちらかというとそういうタイプの作品であり、人によっては話が平坦、起伏が無い、などと感じてしまうかもしれません。何か衝撃的なことが起こるだとか、感動してボロボロ涙を流すだとかが無いとストーリーが良い、とは認識されないのでしょうか。余談ですが、みあげての通い妻ちゃんこと天ノ川沙夜は、どことなく立ち位置がwhite albul2における雪菜に近いものを感じました。
なるほど、言われてみると、たしかに、何かしら劇的なことがあると私もそうだとおもいますが、「おおっ!?」ってなりますし、印象に残る=シナリオ良い、みたいなところはあるのかもしれませんね。
最近頭空っぽ系なので、ちょっとどうだったかなあと思い返しますと、人間関係の変化、というと、まほよのそうじゅうろうとアリスの関係とかめっちゃ好きでしたね。そうじゅうろう的にはなんでもない、普通な事なんだけど、それがアリスにとっては特別な風に思えて、かつそれが悪くないと思えてしまうから、最初はおいだそうとしてたのに、いつの間にか受け入れちゃってるところ、その過程とかめっちゃ好きですね。バトルシーンもそりゃあ最高でしたけども。私的にはここですね。
後は、今パッと思いつくのは、小説ですが、三秋縋さんという方の小説の、最初は別に単に流れというか、そういう必要があったから一緒にいただけなのに、一緒にいるうちに大切な存在になっちゃってた、ていうのも好きです。割とありがちかもですが。
エロゲって大体のシーンは立ち絵とテキスト、サウンドで表現されています。
盛り上がるシーンは良い感じの曲が流れてイベントCGがドーンと出てくるが、そうでない部分は簡素な作りであり、落差があります。日常シーンでキャラクターに思い入れを持たせ、重要な場面では上記の落差を利用して印象付ける、という魅せ方だと思っています。
日常シーンが退屈に感じてキャラクターにそこまで思い入れが無いと、感動が薄れてしまったり、そもそもモチベーションが続かずに途中でギブアップしてしまいます。イベントCGのネタバレを見てしまい、シーンが予想できた為にその場面での感動が薄れた経験があります。
紺野アスタさんの描く何気ない日常シーンのやり取りが私は好きみたいです。
いつもコメントありがとうございます。
おっしゃっていること、よくわかります!最近はエロゲできてませんが、エロゲやりたくなってくるコメント本当にありがとうございます。
何気に思わぬところでネタばれは潜んでますからねえ。私もつい、wikiで見ちゃったりしちゃうときもあります。
ATRI -My Dear Moments-というノベルゲーがアニプレックスが立ち上げた全年齢ノベルゲームブランドから出ます。絵や雰囲気が非常に好みでアスタさんがライターということで、いつ出るんだ?と思ってましたが6月になるみたいですね。アスタさんの恋愛描写というか、ヒロインとの絡みは結構好きなんで全年齢なのが少し残念ですけど。
5月6月あたりは気になるゲームが集中していてそれまでに積みゲーをなるべく崩せたらなと思ってます。
気になる新作ゲームリスト
3月 神様のような君へ
4月 シルヴァリオラグナロク(それまでにトリニティを)
5月 月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow、pieces/揺り籠のカナリア
6月 白昼夢の青写真、ATRI -My Dear Moments-、デスマッチラブコメリメイク版
いつもコメントありがとうございます
いろいろ新着情報ありがとうございます!
私も最近、またエロゲやり始めてるので、とてもありがたいです!
アスタさんの作品は外れなくて、安定感あって良いですよね^_^