light制作のゲーム「Dies irae」の感想、紹介記事を書きたいと思います。 ※PC、PSPで全年齢版あり、プレイ時間目安:40~45時間
・感動・・・10
・ハマり度・・・10+
・キャラ・・・10+
・音楽・・・9
・CG、演出・・・10
・総合・・・10+
「バトル系、燃える系で何か面白いゲームないかなあ?」と思っている人には超お勧めしたいゲームです!
この「Dies irae」ですが、同じバトル系では「fate」よりは知名度は低いかもしれませんが、個人的にはストーリーの感動とバトルの燃えに関しては上回っていると思うほどに素晴らしい作品です。
プレイ時間もおそらく40~50時間ほどかかり、ボリュームもかなりあります。
バトル系なので、中二要素がダメな人には向かないかもしれませんが、逆に好きな人は相当ハマるのではないかと思われます。(ちなみに、私もめっちゃハマった方です)
最初は日常シーンが少々ありますが、そこからはほとんどバトルシーンで熱い展開が続きます。
バトルの連続で、かなり目が離させない展開が続きます。
中だるみはほとんど無いとってよいでしょう。
また、熱いだけでなく、深いメッセージ性があり、哲学的でもあるのがこのライターさんの魅力です。
キャラに関してですが、最高に濃いですね。価値観や言動がぶっ飛んでるキャラが多いです。
好きな人には堪らないと思います。(もちろん、僕も堪りませんでした)
「萌え」や「笑い」はキャラによってはありますが、メインはやはり「燃え」の方ですので、「萌え」「笑い」だけを求めたいという場合は満足できないかも。。。
キャラにはそれぞれの信念があり、その想いの強さには泣かされそうになることも多いです。
またこのゲーム中のキャラの台詞が深かったりします。
考え方、価値観が相当吹っ飛んでいるキャラたちからは、「なるほど」「へえ」ってなる名言が豊富です。
一部紹介↓
「自分がやらなくても、他の誰かがやるような人生なら生き続ける意味はない。こんなところやそんなところで、誰でも出来るような生き方やっててもしゃあないだろ。」by遊佐司狼
「『死を想え』。座右の銘でな。人はいつか死ぬということを忘れてはならない。死は、重い。」byラインハルト
「俺達は現実に生きている。良いこともあれば悪いこともあるし、満たされない夢を抱えて飢えてもいるさ。だけど、それが人間だろう?」byロートス
バトルシーンのBGMがいいですね。「熱いバトルキター!」って感じでなんか凄い印象に残ります。
絵は、なんか最初は「ちょっと雑?」みたいに思ってましたが、なんかやってるうちにこの独特な感じが好きになってしまいました、得にイベントCGは超かっこいい。
バトルシーンの演出は凄いかっこいい!
詠唱始まると「キター!」って感じですっげーテンション上がりますね。
詠唱まとめた動画ありました。素晴らしい↓
これを見て「うわ、イテーわ。。。」って思っちゃう人にはあんまおすすめ出来ないかも。。。
逆に、「めっちゃか面白そうじゃん!」ってなったあなたにはおすすめ。
総合的に、かなり高レベルな作品だと思います。個人的には神ゲーと言って差し支えないと思います。
以下の要素を求める人には特におすすめしたい作品。
・燃え
・感動
・ハマる
・キャラが魅力的
・中二展開
このゲームにはいくつか種類がありますので、買う時には少し注意が必要です。
「Dies irae」には「dies irae 〜acta est fabula〜」「dies irae 〜amantes amentes〜」「Dies irae -Also sprach Zarathustra-」の三種類があります。買うなら「dies irae 〜acta est fabula〜」か「dies irae 〜amantes amentes〜」にしましょう。
というのも「Dies irae -Also sprach Zarathustra-」はルートが古いやつで、二つしかなく、正直物足りません。
「dies irae 〜acta est fabula〜」は新たに大きく二ルートが追加されたもの。
「dies irae 〜amantes amentes〜」が最新版で、Hシーン無しで、「dies irae 〜acta est fabula〜」からさらに一部加筆されているようです。(私はacta est fabulaまでしかプレイしいないので未確認ですが)
Dies irae 〜Amantes amentes〜 ダウンロード版
とにかく、間違えても「Dies irae -Also sprach Zarathustra-」は買わないようにしましょう。
以下の記事はこのゲームから考えたことです。(ネタバレは無し)読みたい方は是非読んで下さい。
当たり前のことですが私たちにはそれぞれの今まで生きてきた人生があり、その中で形成してきた価値観、信念があると思います。それは生きた年数が長いほど、その想いが強いほど、強固なものとなるでしょう。
そして、それらは他人にとってはくだらない、取るに足らないものであったとしても、自分にとっては唯一無二のもの、自分が自分である証、それは紛れもない真実なのだと思います。
その価値観、信念にものを言いたいのであればまず、自分で確固とした価値観、信念を持つことが大切で、相手に対する礼儀でもあると思います。
相手の価値観、信念を塗り替えるということは、非常に困難で、聞く耳さえ持たれないことも多いと思います。少なくとも即座に出来ることではないと思います。せれでもなお伝えたいことがあるのなら、相手とま正面から向き合うことが必要で、その強固な価値観、信念に匹敵するほどの価値観、信念も自分が持つ必要があると思います。
そうすれば接する人全員とまでは言わなくとも、誰かには少なからず影響を与えることも出来ると思います。
何故なら、私もそうですが、人はそうした強固な価値観、信念に触れ、考えたり、行動したりすることで、自分の価値観、信念を徐々に形成していくと思うからです。
このゲームの登場人物たちにもそれぞれの人生があり、各々の価値観と信念に基づき、考えること、行動することを決して諦めません。そうした彼らの姿には人としての真の美しさを感じずにはおられません。
私にも私の価値観と信念があり、それに基づき考え、行動しているつもりです。このゲームをやり、また一層自分の価値観と信念が強固なものになったと感じています。