フェイクアズール・アーコロジー 感想、レビュー


あっぷりけ-妹-制作のゲーム「フェイクアズール・アーコロジー」の紹介、感想記事を書きたいと思います。 ※プレイ時間目安:25~30時間

フェイクアズール・アーコロジー 初回版

  ・感動・・・8

・ハマり度・・・8

・キャラ・・・9

・音楽・・・9

・CG、演出・・・9

・総合・・・9

あらすじ

500年ほど前、地球に5つの隕石が近づき五大流星雨と呼ばれる大災害が発生、そして冬の時代が訪れた。
人類は地下や海底、そしてアーコロジーと呼ばれる建造物へと移住し、地球の環境が再生する事を待ち続けていた。
――外は人の住めぬ不毛の地。
いつしか平和な箱庭であるアーコロジーの中に住む人たちは、その不毛の地への興味を失ってゆき、知識と記録の中にのみ存在する遠い場所と受け止めるようになっていた。

舞台はかつて日本と呼ばれた地の文化を色濃く残す日系アーコロジー 『天原』
そこに住む青年・日高千尋は、天原で発展したモータースポーツ 『フライト』 の王者・織倉練児を師として、いつか自分も師匠と一緒に飛べる日が来ると信じて訓練を続けていた。
しかし、その憧れのヒーローだった織倉練児はある日事故で死亡してしまう。
千尋はその事故の原因の一端を知りつつも、己も大きなトラウマを抱え、フライトの世界からドロップアウトしてしまった。

『空』 を失ってしまった千尋は、胸の内に焦燥感を抱えながらも、目的も目標も無く、生きる意味さえ疑いながらただ惰性で日々を過ごしていた。
そんな千尋の前に、ある日空の壁をぶち破って見慣れぬフライトの機体が落ちてくる。不時着したそれに駆け寄る千尋は、それに乗っていた金色の少女と出会う。

「ここ、天国じゃないよね。だって、天国にまで壁があったら、ヤだよね」

壁と天井に囲まれた閉鎖都市・天原。
平和な箱庭、けれども停滞してしまっているこの街での出会い。
この日を境に、千尋やその周りの停滞した日常や関係が動き始めていく――。

・ストーリーについて(シナリオ:森崎亮人)

上のあらすじを読めばなんとなくわかると思いますが、この作品はなんといっても世界観、設定が独特で魅力的です。ぼくもそれに惹かれて買いましたし。シナリオも破綻や矛盾もなく、終始安定して楽しめました。

そんで、その世界観、設定を詳細に本編とは別に教えてくれるコーナーというものがあるのは面白いなと思いました。それを読みつつ、本編を進めていけばより作品を楽しめると思います。ただ、いちいち、タイトル画面に戻らなければいけないので、シュタゲとかであって用語説明みたいに、本編を進めながら読めるようにしてくれた方がより快適だったとは思います。

各キャラのルートで、この作品の売りである世界観の設定が明らかになって面白いですが、ヒロインによって、面白さに差はあるなとは思いました。私的にはやはりメインであるレティルート、後は莉音の話が面白かったです。この話が主人公が自分と向き合ったりする様子が良く描かれていましたし。

順番は割とどうでもいいと思いますが、輝ルートは先にやってしまっていいかもしれません。つまらなくはなかったんですが、終わり方が一番微妙だったんで。TRUEエンドは爽やか系でした。

・キャラについて

主要キャラ紹介

・日高 千尋

主人公。かつて織倉練児のただ一人の教え子としてフライトの技術を学んでいたが、そのプロ入り直後に師匠が事故で他界。

千尋自身もトラウマを得て、フライトの機体に乗ると身体が動かなくなるようになってしまった。

・ライン・T・ミラー(CV:柊あかね)
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500年の間閉ざされていた天原の壁を文字通りぶち破って外から落ちてきた金色の髪の異邦人。

その性格はいたって気さくでイタズラ好きで、楽しい事や美味しいものも大好き。

・織倉莉音(CV:風音)
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主人公、千尋とは同い年の幼馴染でこっちは学校では優等生。

毎日毎日ふらふらと遊び歩く主人公を叱り付けるしっかり者――お人よしとも言う。ちなみに巨乳。

・勇那春子(CV:大波こなみ)
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フライトの訓練生時代に主人公と競い合っていたライバル。訓練やシミュレーターではなくいつか実際に空の上で決着をつけようと約束していたが、

主人公が事故を起こしドロップアウトしたことで、その約束は果たされないままになってしまった。

・天御輝(CV:雪都さお梨)
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アーコロジーの中でも頂点に位置する象徴たる血族、天御。その直系長女であるのが彼女だ。――とはいえ、そんな立場はなんのその。

とてもそうは見えない私服(通称お忍びモード)に着替え、幼馴染である莉音と主人公の所に唐突に現れては2人を連れまわし遊びまわって帰っていく人間台風のような少女。

ヒロインは全員、外見的にも内面的にもかなり異なっていてキャラ立ちはしっかりしてます。

金髪でスタイル良くてサバサバとして遠慮がない言動が特徴のレティ(ラインの愛称)。

巨乳で幼馴染で優等生だけどいろいろと抱え込んだりしてめんどうな所がある莉音

クールビューティという感じで言動が力強くて男らしい春子

人懐っこい幼馴染に側面と聡明な権力者としての二面性を持ち合わせる輝

キャラは立っていて好き嫌いはあるでしょうが、濃すぎて見ててイラッとくるようなキャラはいなかったと思います。主人公もトラウマを抱えて挫折中という事を除けば普通の青年って感じです。

私的には、二面性によるギャップが魅力的な輝と、たまにヤンデレ入りそうなくらいにめんどうくさい感じの莉音がお気に入りですかね。けっこう、性格的にめんどくさい系にヒロイン好きです。後、エロいお姉さん的ポジションなんだから、由利さんにHシーン1つでも入れといてくれればとか思いました。

・音楽について(音楽:Barbarian On The Groove、tiko-μ、歌:真理絵)

BGMは全体的に良かったと思います。特別印象に残る曲とかはなかったですが、SFちっくな雰囲気が出ていて場面に合っている曲が多かったです。

・CG、演出について(原画:浅海朝美)

キャラ絵、背景ともに可愛いしそれなりに綺麗ですし、この点は特に文句なしですね。

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演出面では、フライトという飛行機(にようなもの)に乗って争う架空のスポーツがあるのですが、ここをもう少し面白くとか熱くとかいうのは贅沢な願いかもしれませんが、少し思いました。例えば、最近の「蒼の彼方のフォーニズム」なんかは、その辺が凝ってて面白かったんで、そう思いました。

ただ、やはり今作においてはそれよりかは、世界観の方が売りという気もするのでこんなもんかなと思いますが。

・まとめ

上で何回か言ってますが、この作品の一番の魅力は世界観、設定でしょう。「SFで世界観良いゲームやりたいな。」って方には特におすすめできます。もっとアーコロジーの外の事とかいろいろ見たかったなって感じで、若干物足りなさもあったんですが、どうやら「Re:birth colony -Lost azurite-」という続編のようなものがあるようなので、やってみようと思います。


OP↑

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