幻創のイデア 感想、レビュー 


3rdEye制作のゲーム「幻創のイデア」の感想を書きたいと思います。 ※プレイ時間目安:30~35時間

幻創のイデア~Oratorio Phantasm Historia~

 

 ・感動・・・7

・ハマり度・・・9

・キャラ・・・8

・音楽・・・9

・CG、演出・・・9

・総合・・・9

あらすじ

宿命の輪の物語が存在した。 青と赤の交わるその先に――
7年前に起きた “ナグルファルの夜” という現象。
同時に巨大な空間の裂け目が発生し、二次災害をもたらした現実
……その日から夜空には “オーロラ” が現れるようになった。

かつてこの国の首都と呼ばれた部分は地殻変動の影響を受け大打撃を受けたが、都市機能の中枢を担う町ごと移動させ、その機能の回復は順調に進み、今や7年前とほとんど見た目が変わらないほどまでに復興を成し遂げた。

都市としての機能を取り戻した “新市街” に住む主人公・水瀬優真(みなせ ゆうま)。

まだ爪痕を残す “旧市街” に住む主人公・赫(あかし)。
ふたりの偶然に見える宿命の出会いが、この先に待っている数奇な運命を繰り広げていく。

・ストーリーについて(シナリオ:四万十川清流、不死鳥)

まず、特徴的なのは主人公が二人いて、読み進めていくと結構短い周期で定期的に視点が切り替わるという所です。ただ、場所や時間がガラッと変わって全く違う話になるわけではなく、場所、時間は同じで、同時進行していく感じです。

序盤からけっこう謎がちりばめられているので、飽きがなく、引き込まれます

展開に勢いがあって面白いのは確かなんですが、「何故、その人物がそういう行動に至ったのか。」という細かい所での心理描写とか背景が描かれない訳ではないが、けっこうさっぱりと描かれる程度で、感情移入しきれないようなところは結構ありましたね。

あと、割とこの作品に限らないんですが、シリアスなシーンなのに敢えてなのか軽いノリを多用するというのはあんま好きになれませんね。程ほどならいいんですが、度が過ぎると「はっ?」って感じになってきますし、その軽いノリのまま、その直後とかに誰かが死んだりしていきなりしんみりとかされても正直反応に困ります。

後、「あれ?あれは(あいつは)結局何だったの?」っていう消化不良な所も少々ありましたね。

ただ、それらの欠点を踏まえても、勢いのある展開でどんどん先を読みたくさせてくれたのは確かです。

重厚なメッセージ性とか感動とかを求めてプレイすればちょっとがっかりするかもしれませんが、僕ははなから勢いのあるバトルものをやりたかったので、全体的には結構満足してます。

・キャラについて

主要キャラ紹介

・水瀬 優真(CV:はしもとゆう)
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学園に通いながら “特殊清掃 (ライフ・ケア)” のバイトに勤しむ頑張り屋。それらすべてを “社長のため” で済ませてしまう、恩義に忠実なお人好しとも言える。

ノリが軽く女好きだが、変態紳士な一面を相殺して余りある優しさは、問答無用で異性を惹き寄せる。

・赫(CV:胸肩腎)
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ファイヤドレイクの化身。 “幻ビトイデア”。“ナグルファルの夜” で放棄された旧市街に住む青年。

人間性が希薄であり、故に些細なことにも興味が湧く。

・菜々実 なる(CV:木村あやか)
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アルラウネの化身。 “幻ビトイデア”。与えられた時間を趣味と目的に費やす情熱家。

自作厨二小説を執筆するのが生き甲斐で、一度書き出すと時間を忘れて没頭してしまう。人間社会に溶け込もうとはせず、食い扶持を稼ぐために露天占いを開き、一人旅を続けている。

・紫護 リノン(CV:桃井穂美)
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ケルベロスの化身。 “幻ビトイデア”。“Re:non” として活躍する 『アーカイブスクエア』(通称 AS) の看板アイドル。

現在、最もブレイクしているアイドルで、コンビニの雑誌の表紙を独占している。

・剣咲 ノエル(CV:青葉りんご)
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赫をご主人と呼ぶベオウルフの “幻ビトイデア”。無気力で大雑把。 退廃的な雰囲気を漂わせている。

基本的に静止している時間が最大の幸せであり、やるべき事は手短に終わらせる手際の良さも備えている。

・九條 美月(CV:桃井いちご)
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心の仮面で武装した人間の少女。他者を拒絶し、笑わない。 無関心。 自己完結。

攻撃的というよりも自分のテリトリーに踏み込ませない拒絶感を前面に出している。

・ココロ(CV:あじ秋刀魚)
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旧市街の一角でたった一人、ひっそりと佇み続ける少女。その目的は不明だが、昼夜を問わず離れようとしないことには明確な理由があるらしい。

喜怒哀楽の起伏が少なく、ろくな相槌も打てず、機械のような反応しか出来ない。例外として優真とだけはコミュニケーションが取れる。

主人公は二人とも強烈とまでは言いませんが、割と癖があります。特に片方は日常でもバトルシーンでもテンションがなんか変で「何考えてんだこいつ?空気読めよ。」ってなりました。

ヒロイン達もそれぞれ一癖二癖ありますが、ウザいキャラはいませんし、外見的にとりあえずみんな可愛いです。ただ、上でも書きましたが、性格自体は好ましいのですが、背景や心理描写が軽めなので、感情移入がしずらく、内面まで含めて魅力的なヒロインあんまいない気がします。中ではリノンちゃんが一番いいですかね。

・音楽について(音楽:まもも)

あんま書く事ないですが、BGMが全体的に良かったです。

中には日常で作業用BGMにしても使えそうなのもありましたし、OP、EDも同様で良かったです。

・CG、演出について(原画:榊MAKI、蒔田真記)

CGは綺麗です。特にキャラ絵は素晴らしい。全員かなり可愛いです。

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バトルですが、バトルシーンでの演出はそこそこといった感じでした。やはりこの手の迫力や臨場感では、lightの「dies irae」や「シルヴァリオ ヴェンデッタ」の方が上かなという印象です。

全然燃えれない事もないですが、この作品においてはそれよりも勢いがあり、読ませるシナリオの方がポイントかなと思いました。

・まとめ

3rdEyeさんの作品は今作が初めてになりましたが、あらすじから、「物語が面白そうだな。」と思ったのと異能バトル系が読みたかった僕にとっては、総合的には期待以上という程でもないですが、求めていたものはしっかりと提供してくれたなという感じです。

既に書いている欠点もありますが、大筋のシナリオが面白いので、少し気になる点はありながらもぽんぽん読めちゃう系です。異能バトルものとかハマれる系の作品がやりたい人にはお勧めできる作品です。

前作でこのくらいですから、3rdEyeさんの新作の「ソーサリー・ジョーカーズ」もいずれやろうと思います。


OP↑

幻創のイデア ダウンロード版

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