ユメミルクスリ 感想、レビュー こういうの社会派っていうのかな


ruf制作のゲーム「ユメミルクスリ」の紹介、感想記事を書きたいと思います。 ※プレイ時間目安15~20時間

yumemirukusuri

  ・感動・・・10
・ハマり度・・・9
・キャラ・・・9
・音楽・・・10
・CG、演出・・・9
・総合・・・9

田中ロミオさん作品がやりたくなってプレイ。ロミオさんの作品は人間、社会というものをほんとリアルに描いてる。あえかルートは特に良かった。

あらすじ
主人公・何事もそつなくこなし、勉強も遊びもバイトもそれなりに…。楽しくないわけじゃないけれど、なんとなく退屈な日常を送っていた主人公・加々見公平。

ある時、彼は3人の風変わりな少女たちと出会う。

いずれ劣らぬ変わり者ぞろい。

「彼女たちと関わってはならない。“普通”の日常を続けたいのなら」。彼の本能は、そう警告するのだが…。

・ストーリーについて(シナリオ:ユメミルクスリ製作委員会)

ダウナー系青春恋愛AVGと公式にあるんですが、まさにそんな感じで普通の学園青春ものよりどことなく消極的というかダウナーな感じの雰囲気です。

ちなみに、人間関係の構築に消極的だったり、どことなく影のある ものを「ダウナー系」と言います。

話の内容的に好き嫌いは結構分かれるかも知れません。

日常シーンから、 どことなく気怠げで、どことなく病んでるような、独特な雰囲気が漂ってます。

タイトルにも「クスリ」とありますが、ドラッグを扱っていたりして、酒やドラッグなどに溺れる 人間の弱さなんかよくも描かれますが、見ていてあまり楽しいものでもないですし、不快な人は不快でしょう。

家族計画とかクロスチャンネルでも思いますが、田中ロミオさんのテイストはまた独特でギャグがけっこう笑えます。

あと、この作品に限らないんですが、ロミオさんの作品は 社会とか人間というものを非常にリアルに描いて いて、いずれの作品でも考えさせられるメッセージ性ある作品ばかりですね。

また、どうでもいいんですが、話の途中で主人公が知人からエロゲを勧められてエロゲにハマるという展開があるんですが、最初は「はぁ、エロゲだぁ?」って感じで敬遠して癖にやってみたらドハマりするあたりとか僕がエロゲにハマった時と全く同じだったのでちょっとおかしかったです。

個人的に、推奨攻略順は弥津紀→ねこ子→あえか

かな。面白かった順も大体こんな感じ。でもねこ子とあえかは両方良かった。

・キャラについて

主要キャラ紹介↓

・加々見公平

kouhei

主人公。まったくもってたいしたことのない、どこにでもいるいまどきの少年。

限りなく透明に近い自分にブルー。―――だけど普通のレールから外れる気はない。

両親はすでに他界。生前、交流のあった知人夫婦の家に世話になっている。義理の妹の気持ちを弄ぶのが趣味。

・白木あえか(CV:柚木かなめ)

kaneme

途中から転入してきた主人公のクラスメイト。
クラス・デビューに見事に失敗して以来、一人っきりでいる。

少し離人症のケがあるのか、けっこうイジメられているのに、けろっとしている。

・桐宮弥津紀(CV:一色ヒカル) 

mizuki

成績は抜群。ちょっと天才肌な先輩。
表面は凛々しく美人だが、実はかなりダメ人間。将来について病的に怯えている。

しかし、しっかり者として見られることが多く、本人もそういうキャラを維持している。

・ケットシー・ねこ子(CV:茶谷やすら)

nekoko

繁華街で出会う、年下の女の子。主人公には「自分は夜の妖精」などと自己紹介するイタタっ娘。

異様にハイな少女で、独特のノリ、バイタリティを感じさせる。
薬を常用しているためハイになっている。

・加々見綾(CV:七原ことみ)

aya

主人公の義理の妹。もちろんお兄ちゃんっ妹。

そしてさすがはいまどきっ妹であり、主人公の家族(自分も含む)に対する距離感を鋭敏に察していて、最近はいつも不機嫌気味。

キャラは結構濃いです。特にねこ子さんのキャラは一際濃い。

「自分は妖精だ。」と言い張り、何やらそれっぽい服を着ていて尻尾までつけており、妖精魔法のサンダーとかいいながらスタンロッドで不良を攻撃したりなど、 突拍子もない奇行のオンパレードで、見てて飽きないです。

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後、脇役ではありますが、バイト先の椿先輩はイケメンかつゲイかつエロゲーマーであり、決める所は決めるという男らしさも持ち合わせている非常に面白い設定のキャラなんですが、エロゲーに対する考え方的にとても賛同できるので、リアルにいたら友達になれそうだなとか思いました。

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また、さらに脇役ですが、ツルぺたで外見もどこか少年のようにも見え、色気の欠片も無い妹キャラの綾がどのルートでも非常に良いキャラしてる。

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外見の可愛さとか、萌え要素なんかは他と比べると負けるかもしれないが、なんか全くありえないって感じじゃなくて、こんな感じに兄想いの妹いたら可愛いだろうなっていう萌えとはどこか違うような何かがあるキャラでした。

・音楽について(音楽:Funczion SOUNDS、歌:Marica)

BGMはなんか上品というか、大人が行くようなバーで流れるようなジャズっぽいような曲がけっこう多いんですが、良いですね。浸れます。


この曲特に好き↑

・CG、演出について(原画:灰村キヨタカ)

キャラ絵、背景共には中々に独特です。綺麗とか汚いとかじゃなくて、独自の趣きがある感じですね。

キャラ絵はあんま萌え~って感じではないかな。

背景はなんかアートっぽい感じがします。(詳しくないから適当ですが)

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・まとめ

良い作品でした。僕的にはね。ただ、人間の弱さだとか、醜さだとか、そういった面が多く描かれているので、合わない人は合わないかもしれませんね。

他は特に注意するべき点もない・・・、あと若干Hシーンが無駄に多い感はあったかな。それ以外は不満点も無い良作と言っていいでしょう。特に以下の要素を求める人にはおすすめしたい作品です。

・メッセージ性が強い

・狂気

・ギャグが笑える


OP↑

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