あかべぇそふとつぅ制作のゲーム「G線上の魔王」の感想、紹介記事を書きたいと思います。 プレイ時間目安:30~35時間
・感動・・・10
・ハマり度・・・10+
・キャラ・・・10
・音楽・・・10+
・CG、演出・・・9
・総合・・・10+
この「G線上の魔王」ですが、初プレイは私がまだエロゲを始めて一年目の頃でしたが、、、、、、、、、、、めちゃめちゃはまりました。
ある程度進むとメインヒロインと魔王(宿敵)との頭脳戦がメインになってくるんですが、超面白いです!(ちょっと「デスノート」思い出しました)
当時のプレイした時の僕はあまり起きる事件について「これはどういうことか?」とか「次どうなるんだろう?」っていうトリックとかはあまり深く考えないで次次って感じでやりました。(先の展開が気になって仕方なかったので)
始めてプレイされる方はそういうのを考えながらプレイしても面白いかもしれません。
目が離せない展開が続くので、ほんとにストーリーの引き込み度は相当のものがあります。(ラストあたりでは10時間以上はぶっつづけでやってしまいましたね。)
各ヒロインルートは悪くはないのですが、ヒロインによって差がある気がしました。
同じライターさん(るーすぼーいさん)の前回の作品、「車輪の国、向日葵の少女」と比較すると感動では車輪、ハマり度は魔王、って感じかなと思います。
ただ、ラストのメインヒロインルートは文句なしの素晴らしい出来で、めっちゃ感動しました。
キャラクターもとても魅力的です。ヒロインの中ではメインヒロインのハルが日常では言動が面白いし、頭切れるし、かっこいいしで一番魅力的です。
ただ、各ヒロインの「萌え」よりは「魔王」や主人公の養父のキャラが濃くて、前作「車輪の国、向日葵の少女」のとっつぁん的なキャラ、浅井権三がいるんですが、存在感が凄まじく、悪役、敵役の恐ろしさとかかっこよさが目立った気がします。
上で挙げた二人もそうですし、メインヒロインや準ヒロイン的なキャラもそうですが、この作品はとても「頭が切れるキャラ」の活躍が多いのは大きな見所です。
音楽に関しては私的には今までやってきたエロゲの中でもトップクラスです。
OPは単体で聴き返したくなるほどかっこいいですし、EDも感動します。
クラシックのアレンジが多く、このゲームを通してクラシックを聴くようになってしまいました。
「家畜の群れ」(曲:tiko-μ)
作品:G線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)
G線上の魔王 オリジナルサウンドコレクションより pic.twitter.com/HwO6469THX— 基本エロゲ、ギャルゲ名言BOT画像つき (@erogenomeigen) 2016, 2月 14
「交錯」(原曲:J.S.バッハ、アレンジ:tiko-μ)
作品:G線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)
G線上の魔王 オリジナルサウンドコレクションより pic.twitter.com/inQjEapICN— 基本エロゲ、ギャルゲ名言BOT画像つき (@erogenomeigen) 2016, 2月 17
G線上のアリアとかしみじみ系とだけでなく、かっこいい曲も多いです。特に↑のお気に入りの曲↑
絵はいいですね。車輪の時よりもキャラ絵、背景も綺麗になった気がします。
演出も非常に上手いです。特に泣かせるシーンに流れるBGMは本当に上手い。(ラストの感動シーンでの曲の入れ方はもう反則。)
この作品は、「車輪の国、向日葵の少女」と並んであかべぇ作品を語るなら外せない傑作だと思います。
また、癖も少ないので、初心者の人にはかなりおすすめしやすい作品です。
以下の要素を求める人には特におすすめしたい作品。
・ハマる
・感動
・音楽が良い
OP↑