景の海のアペイリア 感想、レビュー 予測不可能な展開はマジで凄いが・・・


シルキーズプラス制作のゲーム「景の海のアペイリア」の感想を書きたいと思います。 ※プレイ時間目安:25~30時間


・感動・・・7

・ハマり度・・・10

・キャラ・・・9

・音楽・・・9

・CG、演出・・・10

・総合・・・9

あらすじ

名前も顔も居場所も知らない。 実在するかさえわからない。

お前を必ず見つけ出す――
『このメールは未来から送信されている』

2045年 冬。
双葉学園 萌えるAI研究会に所属する 桐島零一 は、偶然にも自我のある人工知能 アペイリア の開発に成功する。
触れてみたい、とパソコンの中の彼女が言う。

零一はAI研究会の部員たちと共に、デジタルの彼女に触れる方法を模索する。そしてアペイリアの機能を使い、完全没入型VRMMO『セカンド』を作った。

剣と魔法、科学の融合したその仮想世界は第二の現実で、彼らは馬鹿騒ぎをしながら冒険を始める。

だが、『セカンド』は制御の利かない危険なゲームだった。

仮想世界に囚われたアペイリアを救うため、零一たちは命懸けでログインするのだが……

自我を持った人工知能と、彼女を開発した零一。

そしてその仲間たちが送る、恋と青春の科学冒険ファンタジー

――やがて彼は、一つの仮説に辿り着く。

アペイリアを奪おうとしている、何者かの存在に

・ストーリーについて(シナリオ:範乃秋晴)

シナリオがかなり良いと評判でしたので、購入してプレイ。

序盤から吹き出すレベルの笑いを提供してくれました。具体的な内容は言ってしまうと面白さが若干薄れてしまうと思うので、詳しくは言いませんが、下ネタです。しかし、めちゃめちゃウケました。

危険なVRMMOって設定でやっぱり面白いですね。有名なのではSAO、最近読んだのではクリスクロスとかですが、「仮想世界で死んだら現実で死にます」っていう設定は「これからどうなるんだ!?」的な緊迫感出ますね。

あと、主人公が下ネタ全開のどうしようもないヤツです。しかもめちゃめちゃしょうもないです。

どんくらいしょうもないかと言えば、こんくらいしょうもないです↑

しかも、本作の珍しいところは、このしょうもない下ネタが真面目なバトルシーンでも普通に入る。というか、主人公も必殺技的なもの自体が下ネタなので、バトルと下ネタが切って離せない関係にあるところです。

バトルシーンになると、下ネタ一色に染まります。

ふざけてんのか真面目なのかよくわからない気もしますが、多分みんな大真面目です。

そんなシリアスと下ネタが入り混じる本作ですが、同時に「科学冒険ファンタジー」と言ってるだけあり、量子だの原子だのとちょっと・・・と思ったらそれどころではなく、かなり頭を使わせるような内容にもなってます。

正直、ここらへんの専門的な話はちゃんと理解できてないです。

他にも高校の時に数Aだか数Bやらでやった覚えがあるような気がするいくつかの条件が提示されて、その真偽を判断するみたいな頭を使ったり、タイムリープだのタイムパラドックスだの、過去、現在、未来、時間軸の話とか、かなり頭使わされます。難しいですが、面白いですね。でもやっぱ難しい。。。

下ネタ全開の主人公ですが、何気に頭はかなり良い感じです。正直主人公の頭の回転にちゃんとはついていけてないです。ライターさん頭良さそうです。この面白いんだけど、難しくてついていくのが話に大変な感じは若干ハンターハンターっぽいなと思いました。

インテリ:5、下ネタ:3、イチャラブ:2

ぐらいの比率で本作は構成されてる気がします。しかも、本当にいきなりインテリが下ネタになるという突拍子のなさがなんとも独特な感じです。

頭を使うし、先が読めないシナリオ自体は非常に面白かったんですが、話している事が難しい上に、さらにその難しい文章が続きで、話についていくのが困難な事が結構ありました。日常会話も変に冗長なところもあったり。

主人公やシンカーについていける程の思考力があれば尚更楽しめるかもしれませんが、私にはちょっと厳しかったですね。

なので、ちょっと話が難し過ぎたりするのと、それが長過ぎたりするのは私的にはマイナスだったかなって感じです。

しかし、ほんとうに最後の最後まで全く展開が読めませんでした。1つの真実が明らかになったり、キャラの話を素直に聞いて「ああ、そういう事ね」って思ってたら、「ええ、そうくるの!?」っていう全く予測不可能な展開のオンパレードでした。この点についてはほんと凄い。感服です。よくこんなシナリオ思いついたなと。

しかし、また最後に不満ですが、終盤の「そうくるの!?」って予測不可能な展開の連続からの・・・唐突なエンド。。。「えっ!?これで終わるの!?」ってなっちゃいましたね。理解も追いつかないままなんかハーレムハッピーエンドみたいな感じで終わりましたが、あまりにも唐突過ぎると思いました。これだと「凄い作品」なのはこれでもかというぐらいには伝わりましたが、「感動」する要素がありませんでした。

・キャラについて

主要キャラ紹介

・桐島 零一

本作の主人公。 変態。 性格も下半身もイケメン。人の気持ちが分かる少年で、人の気持ちいいところまで分かる。

考えることが得意で、特に下半身で考えることは得意中の得意。普段は冗談ばかり言っているが、意外に科学知識は豊富で性知識も豊富。とはいえ いざとなったら男らしく、やる時はしっかりやる性格。

混乱する世界情勢のなかで親に捨てられ、山奥の家で暮らしていたが、ある事件をきっかけに山を下りて統一軍に入隊。

・アペイリア(CV:秋野花)

主人公が偶然開発した強い人工知能(AI)。自我や感情もあるが、生まれたてのため、まだうまく折り合いがつけられない。

オーナーの命令が好きで、どんな命令も健気に遵守する。純粋無垢な子供の感情と、人工知能としてのロジカルな思考を併せ持つ。

・桐島 三羽(CV:橘まお)

1年前、親の再婚でできた義理の妹。アメリカに留学していて顔も知らなかったが、ある場所で最悪の出会いを果たす。

まじめだが口が悪く、トゲトゲしい性格。 そのためか友達がいない。実際は寂しがり屋。

・東 ましろ(CV:小鳥居夕花)

主人公の後輩で、AI研究会のオンライン部員。「おこ」などの若者言葉を多用するが、臆病で主体性がなく すこぶる押しに弱い。

引きこもりで家から出てこず、ゲーム好きが高じて自分で作ることもある。

・一 久遠(CV:桜川未央)

幼なじみのお姉ちゃんで、AI研究会の幽霊部員。大の漫画好きで、理屈よりも感覚で生きている。

よく主人公を子供扱いして甘やかし、思わせぶりな態度をとることもしばしば。長いつき合いで主人公の変態発言にも慣れており、軽くいなされてしまうことが多い。

まず、主人公。こいつがかなりいいキャラしてて、ウケます。序盤からぶっ飛んだ奇行には吹き出しましたし、日常シーンでも言う事やる事、面白くてノリが良いです。ただ、先に言ったように基本的に全部下ネタです。それなのに、スイッチ入ると言ってる事難しく何言ってんのか分かんなくなる。

ヒロインたちはみんな可愛いですが、なんて言えばいいのかわかんないんですけど、ちょっとズレてるというか、癖はあるかなと思いました。

特に三羽とか、顔面に精〇ぶっかけられての反応が「え?そんなもんなの?」ってぐらいだったり。

・音楽、CG、演出について(音楽:未来/原画:いつい)

CGは綺麗。キャラも可愛い。

しかし、なんといってもバトルシーンになると多用される主人公のこのCG。それまでがどんなシリアスな展開だろうとバトルシーンに突入すればほぼ確実に見る事になるこのCG。

ほんとただのバカにしか見えませんし、これだけ見たら「何このバカゲー」みたいな思うと思います。

しかも、最近のはこんなもんなのか、割と動くんですが、大真面目に下ネタバトルを繰り返すという、この作品の謎のノリ慣れるまで結構時間がかかりました。っていうか、最後まで慣れなかったかもしれませんが。

上で書いた通り、やたらと小難しい話をしまくると同時に、こんな心底しょうもない下ネタバトルをぶち込んでくるという演出はある意味見所と言えば見所かもしれませんね。

・まとめ

上で書いたようなマイナス面はもちろんありますが、エロゲ8年やってきましたが、こんな作品は他にないですね。シナリオ、下ネタ、設定、難解な会話等、いろいろな要素がありながらもどれもこれでもかってぐらいに突き抜けてます

話の展開にしっかり最後までちゃんとついていけた人やいろいろとよく理解できた人は「神ゲー!」と絶賛するかもしれませんが、私の場合は、話の内容はなんとなーくしか分かりませんでした。

まあしかし、間違いなく他に類を見ない作品なのは間違いので、気になった人はやってみてはどうでしょうか?


OP↑

景の海のアペイリア ダウンロード版


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