「クラウドファンディング」っていうのは簡単に言うと
「〇〇という企画を立てたんですが、そのために資金の協力をしてくれませんか?」(クリエイター)
っていうのに対し
「ふーんその企画いいね。〇〇円投資しようかな。」(支援者、バッカーともいう)
っていう感じで何か始めるための資金を募ることです。
そんで、支援者(バッカー)には投資した額に応じて何かしらのリターンがある(全部そうかはわからんけど大体そうだと思う)。っていう非常に理にも適ってるし素晴らしい仕組みだと思います。(リターンはグッズだとかあとは、、、まあなんかあるんだと思う)
実際にいくつかのメーカーが製作費の調達、強化のためにクラウドファンディングやって成功したって例があります。記事↓
http://japan.cnet.com/interview/35035512/
最近はkeyがクラナドの海外向けのクラウドファンディングをキックスターターというクラウドファンディングサイトでやってましたが、大成功って感じで、後40日期限残しながら12万ドルオーバーという凄まじい成功っぷりです。
詳細ページ↓
https://www.kickstarter.com/projects/sekaiproject/clannad-official-english-release
1ドル100円とするとクラナドの海外向けの支援に2600万集まってるって事ですからね。いやークラナドは海外でも相当な人気なんだなって思いました。
あと、グリザイアの果実も海外向けのクラウドファンディング始まったみたいですが、凄い勢いですね。これもクラナド同様、余裕で目標額達成しそう。
https://www.kickstarter.com/projects/sekaiproject/the-grisaia-trilogy-three-huge-visual-novels-for-p
また、この最高の燃え・厨二ゲーであるDIES IRAEアニメ化プロジェクトが現在進行中で4日で3千万の資金調達に成功したようです。
目標額は既に達成したようですが、集まった資金によって、2クールとか劇場版なども夢ではないでそうです。2015年7月8まで受け付けてます。
今後のエロゲ業界では海外進出とクラウドファンディングの動きはどんどん活発になるかもしれませんね。
僕も最近初めてクラウドファンディングで支援したんですが、(国内のクラウドファンディングサイト)ほんといい仕組みですね。
自分で支援の額を支援額事によるリターンと見合わせて考えて決める。
これはほんとクラウドファンディング実行者と支援者双方に不満も残らない納得がいく取引ですね。
自分の投資でCGや演出が凄いゲームとかが出来る+何かしらもリターンもくれる。(後、ついでに支援すると気持ち「俺、ちょっと良い事したな。」って気分になれる。)
ほんと「クラウドファンディング」はいい仕組みなので、今後いろんなメーカーが取り入れていってほしい仕組みですね。
ちなみに、僕が雰囲気的良さげな作品だったので最近1万円寄付したプロジェクトはこれ↓
また、サイト右(スマホは下)にも載せてますが、最近ネットサーフィンしてたら国内の良いクラウドファンディングサイト見つけました!
「CROSSクラウドファンディング」というサイトで、アニメ、ゲーム、漫画など二次元コンテンツに特化しており、他では手に入らないようなグッズもあったりするクラウドファンディングサイトで、オタクにとってはかなり嬉しいサイトです↓
また、この「CROSSクラウドファンディング」というサイトは、目標額に資金が届けば企画をスタートさせるという通常のクラウドファンディング形式と受注生産という形の二つがあるのも特徴です。
ここからは少し「クラウドファンディング」という仕組みについて自分なりの考察をしたいと思います。
僕の大本の意見は上で書いたように 「クラウドファンディング最高じゃね!」なんですが、この記事を読んでより深くクラウドファンディングについて考えてみました↓
http://otapol.jp/2015/01/minori.html
酒井社長言うことも確かに一理あるかも、とは思うのですが、 「成功が確約されたものがクラウドファンディングに乗っかったにすぎない」って言うのはは少々ネガティブ過ぎるんじゃないかと思いました。
仰る通り、クラナドは既に国内にとどまらず、海外でも大人気を獲得(多分アニメ効果)しているのは知ってましたし、成功するだろうとは思ってましたが、グリザイアの場合は名作で、国内では人気だったでしょうが、海外ではクラナド程の人気、知名度は無かったんじゃないかと思います。
それでも上で書いたようにグリザイアのクラウドファンディングも大成功してますし、それ以外でも「fault」「WORLD END ECONOMiCA」「WAS」などの同人作品のクラウドファンディングも目標額には達成、成功している例もあります。(もちろん、集まってる金額はクラナド、グリザイアと比べれば少ないですが)
海外進出×クラウドファンディングが大きな可能性を秘めているのは確かななんじゃないかと思います。
ただ、国内ではまだまだ、「クラウドファンディング」自体、普及はしてますが、あまり流行ってない感はある気がします。
僕の理想としてはメーカー側が普通の製品開発にも「クラウドファンディング」を取り入れて製作側が
「ほんとはもっとこうしたいんだけど、コストがなぁ・・・」
っていう コストの問題でクオリティを下げるなんて事がなく、作品のクオリティを上げるためにお金が必要なら気兼ねなくユーザーに頼めるっていう流れになるのが一番ベストですね。
ユーザー側は金欠だったり、気が載らなければ出資しなければいいだけの話ですし、メーカー側も「ちょっと金ないんだけど投資してくれる?」って言ってみるだけですし。
メーカー側としてはユーザーに 「こいつ金たかってきやがった!」って思われるのが怖いというのももしかしたらあるかもしれませんが・・・まあ僕は大丈夫じゃないかと思います。
実際、確かグリーングリーンのリメイクだったかな、のクラウドファンディングで「制作費をクラウドファンディングで集めたいと思います」みたいな記事読んでも不快感なんて湧いてこなかったですし、「へー、いいじゃん。」って思いましたし。
それに、勘ですが、クラウドファンディングでお金出す人の動機を考えてみると(エロゲのクラウドファンディングで他のは良くわかりませんが)
・メーカー、作品が好きで応援したい
っていう気持ちがなければ中々出資なんてしないんじゃないかと思うんです。
そのプロジェクトだけが目に入り、気に入って出資。って言う人もいるでしょうが、そうじゃない人で、制作側には全く興味ありませんとか、グッズとかの限定品のリターンだけが目当てですとか、あんまいないんじゃないでしょうか。
そのプロジェクト自体もちろん見ますし、リターンが何があるかも気にはある程度しますが、僕はどちらかというと明確な見返りを求めて金は出してなくて、単純に
「好きなメーカー、好きな作品を応援したいから。」
って理由が一番でかいです。まあでも、出した金でメーカーに潤ってもらって、より良いゲームの期待してるって考えると
「今後も素晴らしい作品を作ってもらう」
という見返りを求めていると言うことにはなりますね。
コメント
どうもお馴染みShinGRです
※コメント書いといてなんですが、少し話が長くなります
クラウドファンディング?でしたっけ。初めて知りました
作品の海外用を作るために資金を募るという方法はとても良いと思います。支援することで自分がその作品にどれだけ愛を持っているか表明できる・・・と解釈しました
私は作品を買って、敢えて英語パッチなどを入れてどんな感じになるか試したことがありましたが、
やはり翻訳するにしても膨大なテキスト量なので誤訳とかもあるわけです
その作業を個人や同人で補えって言われても難しい…
だから翻訳家を雇ったりするとコストがかかってくるし、資金援助という考えは素晴らしい
私のサイトも協力して情報を提供しようと思います!
コメントありがとうございます!
僕もつい数か月前にクラウドファンディングという仕組みを知ったのですが、ほんとに素晴らしい仕組みですよね。
少し調べてみるとわかりますが、ビジュアルノベルに対する海外の反応ってかなり良いんですよね。
情報を提供感謝します。こういう動きが今後活発になっていったら今後もより良いエロゲライフが送れそうですね。